人気ブログランキング | 話題のタグを見る

体内に蓄積した重金属の影響-水銀その2

昨年秋から解毒やDETOX、また水銀の排出についての講演やセミナー依頼が増えたと思っていたら、先週横浜の統合医療展で行った解毒のセミナーの反響もあってか、今週に入ってもう7件の講演依頼が舞い込んできました。それだけ、皆さんの関心が強いのでしょうね。ただ、流行で終ることなく、体内環境に及ぼす重金属のことは常に頭の中の入れておいていただきたいものです。

さて、今日は水銀の2回目です。
何故体内に水銀があるのか?これが一番の疑問になるでしょうね。
日本人は、魚をよく食べるため、体内水銀濃度が高い民族と言われて久しいですね。しかし、最
近になって、魚だけによるものではないことが欧米の研究によってわかってきました。その最大の理由としては、歯の治療です。虫歯などの治療で歯に詰められるアマルガムと言う物質には水銀が含まれています。脳神経細胞に与える水銀の影響については栄養医学研究所のサイトを是非見てください。
このアマルガム中の水銀は比較的毒性の低い無機水銀化合物ですが、魚に含まれる水銀と同様、体内で毒性の強い有機水銀に変化します。
歯科治療で使用されるアマルガムは、常温(32-35℃)でも蒸発しますが、硬いものを食べたり、熱いものを飲んだりすることによって、蒸発した水銀が呼吸する空気を一緒に肺
から吸収されます。この時点では、肺から吸収された水銀は無機水銀ですが、1部は体内で化学変化をして有毒な有機水銀に変化します。また、日本でもワクチンの防腐剤として使用されているチメロサールには有機水銀が含まれており、日本脳炎、ジフテリア、破傷風、百日咳、インフルエンザB型、B型肝炎ウィルスの各ワクチンで使用されています。米国では小児自閉症が増加したのは、チメロサールが含まれるワクチンを接種したことが原因ではないかと言う報告があります。このほか、チメロサールはRh血液型マイナスの女性がRh血液型プラスの胎児を妊娠した場合の流産を防止するためのワクチンにも使用されています。
また、マグロやサワラなどの回遊大型魚に蓄積した水銀が、人の体内水銀蓄積量に関係があることが、厚生労働省からも公表され、この種類の魚には十分注意するようなガイドラインが出されています。魚に含まれる水銀は、もともと地球上に自然に存在する無機水銀化合物を、魚がえさとするプランクトンや微生物によって有機水銀化合物にされたもので、それを食べた中型、大型の魚には有機水銀化合物が多くなります。体内水銀蓄積量が高い原因にはこのような背景が関係している可能性もあります。
このほか考えられる理由は、ペンキ、電気器具、電池、殺菌剤、螢光灯、石油製品のほか、殺菌の目的で使用混入されている化粧品、毛染料も考えられます。
ではどうやって予防、排泄をすればいいのかは次回に・・・
by nutmed | 2007-01-25 15:41