2007年 01月 26日
体内に蓄積した重金属の影響-水銀その3

さて、今日は体内に溜まった水銀をどうのように排泄するかです。
とにもかくにも、まず自分の体内にどれほどの水銀が蓄積しているかを確認する必要があります。長期間にわたって体内に蓄積している重金属を分析するための最適な材料は爪や毛髪です。ここでは詳しく説明しませんから栄養医学研究所のWEBを参考にしてください。分析の結果水銀の蓄積量が高かった場合には積極的に排泄を促すことを考える必要があります。極端に高い場合を除いて初期段階の場合には、水銀解毒作用の高いシステインおよびメチオニン、セレン、解毒作用を助けるためのビタミンCおよびEの摂取が効果的です。システインとメチオニンはアミノ酸で、ニンニク、タマネギ、赤身肉やワインビネガーに多く含まれています。システインの合成のためには、ビタミンB6が必須です。
この他、リポ酸やリンゴに含まれるペクチンにも解毒作用があります。これらのビタミン、アミノ酸などを積極的に摂取するとともに、もし歯にアマルガムを詰めているようであれば1度歯科医に相談することをお勧めします。水銀は常温(約32℃)でも蒸発する性質を持っていますので、アマルガムを削除する場合にはラバーダム法(削ったアマルガムを吸引することのない安全な方法)による削除をお願いすることを強くお勧めします。

体内に蓄積した水銀の量が多くなることによって、色々な症状を発症することが報告されており、女性のホルモンバランスもその1つです。
水銀は、エストロゲンホルモンの分泌量を調整する、プロゲステロン(黄体ホルモン)の働きに影響を与えることが報告されています。吹き出物やニキビが出る原因の多くは、このホルモンのアンバランスによることが考えられます。
次回は鉛について・・・


