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マグネシウムについて

今日はカルシウムに続いて人間にとっては最も重要なミネラルの1つでもあるマグネシウムについてです。
マグネシウムは、ナトリウムやカリウムと言った電解質と酵素のはたらきを活性化させる機能を持つ、人間には必要な必須ミネラルです。体内ではマグネシウム全体の1%は血液中に60%は骨に蓄えられ、残りは、筋肉組織と細胞に分配されています。
マグネシウムを体内に吸収し、体外に排泄するはたらきは、腎臓と副甲状腺で造られるホルモンによって調整されます。マグネシウムはビタミンB6ともにはたらくことが多いため、マグネシウムが十分な量摂取されていてもビタミンB6が不足していることによってマグネシウムのはたらきが低下することがあります。マグネシウムは人間の細胞の営みに必要な酵素(触媒)の生産やその働きにも深く関わっていいて、少なくとも324種類の酵素にかかわっています。したがって、マグネシウムの不足がもたらすものは、想像以上に大きな影響があるということです。
相も変わらず日本ではカルシウムが不足しているから牛乳を沢山飲みましょう!と繰り返しPRしていますが、カルシウム不足以上にマグネシウムの不足傾向は大きな問題なんです。
栄養医学研究所の爪分析でも年齢を問わずかなりの日本人がマグネシウム不足の傾向にあります。
マグネシウムが不足する背景には勿論マグネシウム含有食材の不足もありますが、便中に脂肪が多い脂肪便、手術によって腸を切除した場合、尿の出る量が多くなる腎臓の疾患、副甲状腺機能亢進症、糖尿病の場合にはマグネシウム濃度が低くなることが報告されています。
マグネシウムの吸収がうまく行われない場合には、腸でビタミン・ミネラルなど栄養素が十分に吸収されていないことが疑われ、この場合の多くは食事の際につくられる胃酸が少ない、または胃酸をつくりだす能力が低いことが考えられます。
マグネシウムが不足すると筋肉のけいれん・手足の震え、不整脈・頻脈、胃腸障害、膵炎、吐き気、嘔吐などで、これはビタミンB6の欠乏状態と同じ症状です。
マグネシウムが豊富に含まれる食材としては全ての植物食物、特に緑黄色野菜、魚、及び、 貝類です。
低マグネシウム状態が続くと、アルコール中毒、肝硬変、糖尿病、動脈硬化症の引き金にもなります。十分なマグネシウムは、血圧を減少させ、血液循環の問題、頭痛、不眠症、過度の発汗を防ぎます。
by nutmed | 2007-02-08 23:47