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今後の日本のサプリメント商品

気象庁から今月13日ころが東京のソメイヨシノ桜開花予想がでましたね。
我が家の植樹7年目を迎えるソメイヨシノも、薄っすらピンクの蕾をつけはじめ、今日明日にはいよいよ咲き始めるのではないかと期待しています。今年は自宅の桜の下でお花見といけるかな・・

さて、今日はサプリメントを取り巻く医療環境について少しお話しましょう。今日覚えていただきたい言葉の1つに「混合診療・自由診療」があります。「混合診療」とは、皆さんが病院やクリニックで診察治療を受けるときに提出する保険証を使った医療で、いわゆる保険で70%が補助されている保険医療と、保険を全く使用しない100%自費による診療(これを「自由診療」という)がミックスした医療のことです。一番わかり易い例は歯科医での治療でしょうかね。
今後、この混合、自由診療を含む医療のシステムと、高齢化社会が加速度的に進む中、「予防」「未病」という考え方が益々国民にも定着してくることが予想されます。今までのように健康を「流行」として捉え、サプリメントを飲むことを「ファッション」として考える時代は過去のものとなり、QOL(生活の質)を高め、健康で長生きができる環境を積極的に造らなければならない時代に入り、サプリメントの本来の活躍の場はまさにこの時代であると考えます。

最近、日本では今後の混合、自由診療など医療システムの抜本的改革を見据え、未病という考え方を基に栄養療法、代替統合医療などの導入を検討し、サプリメントの積極的な医療への導入を考え始めている医師が急激に増えています。この状況を考慮して現在の日本のサプリメント市場を見ると2つのカテゴリーが派生しつつあります。
1つは「コモディティーサプリメント商品」で、日用雑貨、菓子と同様のレベルの商品で、サプリメントを食品として扱っている日本ではこの商品群が圧倒的に多いと言えます。もう1つは「メディシナルサプリメント商品」で、病気の予防だけでなく、治療にも応用できる高いレベルの商品で、今後、サプリメントの積極的な医療への導入を考え始めている医療機関が扱う商品群です。

現在の日本でサプリメントは残念ながら食品というカテゴリーしかないがゆえに、本来食品であるサプリメントを「治る」や「効果がある」といった標榜をする企業が後を絶たない状況があり、これが逆に消費者の不安を募らせる要因になっているともいえます。

しかし、医療費の高騰、個人の医療費負担増など、今後の日本の状況を考えた場合、確実に未病促進が急務となり、そのためにサプリメントがメディシナルサプリメントとしての役割を担う状況は拡大し、需要は増大するものと考えます。

消費者もTVや雑誌で「あいまい」な商品を紹介されるよりは、正しい知識をもった医療従事者である医師から安心して紹介されるサプリメントというのは待ち遠しいですよね。

欧米ではすでにスタートしているこのようなサプリメントの商品群ですが、かなり近い時期に日本でも、このような動きがスタートして欲しいものですね。
by nutmed | 2007-03-12 13:07