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ProビタミンA

今朝窓を開けると、念願の桜の花が1つだけですが開花していました!
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ごらんのように淡いピンクの蕾が「もうすぐだから待っててね!」といわんばかりに膨らみきっています。日曜日は夜桜で花見でしょうかね・・

さて、今日はProビタミンA(プロビタミンA)についてです。
ビタミンAは、自然界で2種類の形で存在する脂溶性(脂肪に溶ける)ビタミンです。
1つ目は、魚油や動物の肝臓に多く含まれる形で、「レチノール」と呼ばれているもので、2つ目は、ニンジン、サツマイモ、緑黄色野菜に多く含まれる形で、「ベータカロチン」と呼ばれているものです。
ビタミンAは人間には必要不可欠なビタミンですが、過剰に摂取した場合には、歯茎からの出血、頭痛、皮膚の皮がむけるなどの毒性を示すほか、妊婦も過剰なビタミンA摂取は避けるべきビタミンでもあります。適性な摂取量は、5000~15000IUといわれています(米国ODI値)
我々がビタミンAを摂取する方法としては、魚油や動物の肝臓に多く含まれる「レチノール」を直接摂るよりも、体がされる「ベータカロチン」の形で摂るほうが安全で効率的といえるでしょう。

ベータ‐カロチンはビタミンAの前駆物質(ビタミンAの前の形)であることから、プロビタミンA(Pro Vitamin A)と呼ばれており、ニンジン、サツマイモをはじめ、カボチャ、ホウレンソウ、スイカ、アスパラガス、ブロッコリー、及び、カンタループメロン、のほか緑黄色野菜に多く含まれています。ビタミンAの調整を担っているのは肝臓で、肝臓は体が必要としているときにベータ‐カロチンをレチノールに変換し、タンパク質と結合させ、血液を通してビタミンAを必要とする体の細胞組織に運ばせます。
したがって、ベータ‐カロチン(プロビタミンA)を補給するときには、十分なタンパク質も補給しなければ、ビタミンAが体内で働くことができません。

ビタミンAが不足すると、眼精疲労をはじめ、目の機能障害を来すだけでなく、骨や歯の成長、丈夫な皮膚や爪、毛、及び、粘膜の働きが悪くなることが報告されています。
米国の栄養療法では、アトピー患者の皮膚の炎症を改善するために、ベータ‐カロチン(プロビタミンA)は欠かせない栄養素として用いられています。

ビタミンAはかつて摂りすぎによる胎児への影響の報告があったことは耳に新しいので、「ビタミンAはどうも・・」とおっしゃる方には、体内でビタミンAに変換するProビタミンAがお勧めですね。
by nutmed | 2007-03-28 10:19