体内のpH(ペーハー) その2

今朝は雨模様だったので写真こそ撮りませんでしたが、我が家の桜の花も3部咲きといったところでしょうか。この雨で彩りも鮮やかになるのではと期待しています。この週末土曜日は趣味のバイク仲間のオジサンたちと千葉に筍狩りに行ってきます。

さて、今日はpHの2回目で、だ液のpHと体内環境の関係についてです。
病院やクリニックでだ液は血液や尿ほど検査対象になることはほとんどありませんが、血液や尿と同じ、またはそれ以上に体内の環境を物語る貴重な材料なんですよ。
昨日のブログでも紹介しましたが、pH試験紙を購入して早速ご自分のだ液のpHを検査してみてください。

だ液のpHが上昇している場合(アルカリ性傾向になっている場合)
だ液中pH値の上昇は、細胞の酸度が増加しているために代償的(それを改善するため)に体がアルカリ性の状態を作り出しpHバランスを整え様とする状態にあるものと考えられます。これは、細胞が酸性状態に耐えられる能力を超えてしまうと、アルカリ状態戻そうとする働きをするからです。細胞の酸度は、Na+ (ナトリウム)の保持とK+ (カリウム)排泄のバランスに関与しています。体外に排泄されるK+が増加すると、アルカリ性‐酸性のバランスが悪くなり、その結果、だ液がアルカリ性を示します。pHの上昇は、自律神経系におけるナトリウム‐カリウム比率に対しても同様の状態を引き起こし、結果として酸性‐アルカリ性のバランスに影響を与えることになります。
だ液のpHが7.00以上に増加した場合、唾液に含まれるの主要消化酵素であるプチアリンの活性を著しく減少させます。この結果、全ての食物、特に炭水化物を十分に消化することができない状態に陥ります。

だ液のpHが低下している場合(酸性傾向になってる場合)
pH検査は水素イオン濃度を測定する検査ですが、水素イオンは人間の体にとって重要な物質です。細胞や組織は、水素イオンによって老廃物を正常に体外排泄する解毒機能を持っていますが、この機能に障害があると、解毒機能が十分に働きません。だ液はこのような状態を反映して、だ液中の酸度が高くなります。(pH値が低くなる)
だ液中のpH値が低くなる背景は、胃酸の逆流、腎臓の酸性症と関連しています。
腎臓の酸性症は、腎臓が、体が必要としない水素イオンを体外排泄する代わりに、体にとって重要な重炭酸塩イオンを排泄してしまうことによるものです。このような状態が続くと、体内は益々酸性に傾いていくことになります。腎臓機能を向上させこのような状態を改善するために、ミネラルを基本とするアルカリ性栄養素を十分に摂取し、酸度を中和させることが重要です。また、口腔内を常に酸性状態にしてしまう原因(アマルガムなども原因の1つと考えられる)を除去することも考慮する必要があります。

だ液のpH検査をする場合、早朝の食事をする前と食後2時間以上あけた就寝前が適しています。だ液のpH検査をするときには、歯磨きやデンタルリンスなどはpHに影響を与えるため、歯磨きやデンタルリンスをする前に行ってください。また、pH試験紙を直接舐めるとことはお勧めできませんから、試験紙にだ液を垂らすようにするといいでしょう。

食生活やストレスにも影響を受ける体内のpHですので、ウィークデーの平日に2回、そうですね火曜日と水曜日がいいでしょうか。と、週末の土曜日又は日曜日に1回検査してみてください。こうすることで、平日の食生活、ストレスと休息時の食生活、ストレスの状態を比較することができます。
by nutmed | 2007-03-30 11:48