体内のpH(ペーハー) その5

この数日、冬に逆戻りの陽気ですね。今ブログを書いている中央区新富町のオフィスの外では、春の雷がけたたましく鳴っています。

昨日、中年の女性からメールがありまして、pHについてははるか昔に理科の授業で習って以来なので、pHとはなにかを少し説明して欲しいと連絡をもらいましたので、少しpHについて説明しておきましょうね。

pHとはPotential of Hydrogenの略語で、水溶液の性質を表す単位と考えてください。その性質が酸性・アルカリ性になります。酸性なのかアルカリ性なのかは水溶液に含まれる水素イオンの量によって決まります。水溶液の中には水素イオンH+と水酸イオンOH-が含まれていて、水素イオンH+の方が多い場合は酸性、水酸イオンOH-の方が多い場合はアルカリ性と判断します。水を例にして考えてみましょう。
水はH2Oであらわされますが、そのほとんどがH2Oという非常に安定した分子で存在していますが、水素イオンH+と水酸イオンOH-として混ざっているものがあります。この水素イオンH+と水酸イオンOH-の量が酸性またはアルカリ性かを決定する要素になります。
酸性・アルカリ性食材
水溶液だけでなく食材にも酸性、アルカリ性を決定するpHが存在します。その要素にはミネラルがあります。ミネラルには-イオンを持ち水素イオンH+と結合する性質を持った酸性のミネラルと、+イオンを持ち水酸イオンOH-と結合する性質を持ったアルカリ性のミネラルがあります。酸性ミネラルには、塩素、硫黄、リン、ヨウ素、フッ化物、ケイ素があり、アルカリ性ミネラルにはカルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、銅、コバルトがあります。一般にその食材が酸性かアルカリ性であるかを判断するときには、食材を燃やした後に残った灰を分析して、これらのミネラルがどれだけ含まれているかによって決定されます。
・酸性食品
トウモロコシ・肉・豆・魚・コーヒー・クランベリー・蒸留水・杏
・強酸性食品
卵・臓モツ・ワイン・ヨーグルト(生菌)・発酵食品・ビタミンB群・消化酵素・ローズヒップ
・強アルカリ性食品
バナナ・チョコレート・ミネラルウォーター・オレンジジュース・ジャガイモ・ホウレンソウ・スイカ
by nutmed | 2007-04-04 16:22