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ココナッツオイルについて

週末は半袖でもOKなくらいの陽気でしたね。今日は一変してまた3月上旬の陽気です。
我が家には生後17年目を迎えるシャムネコの混血が同居しているのですが、彼の行動で今日は暖かな日かそうでないかを判断できるようになりました。暖かくなる日の朝は盛んに外に出て日光浴をしたがりますが、そうでない日は朝からソファの上の彼の特等席でうつろな目をしています。
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さて、ココナッツオイルの2回目です。
この10年ほど、アメリカ人の中でも有知識層や健康に留意する方がもっとも食材で注意している素材が2つあります。それはピーナッツオイル、ピーナッツバターと大豆オイルです。この2つの素材を摂ることを避け始めた背景には、これの素材が甲状腺の働きに重要な役割を担っているヨウ素の吸収と働きを抑制し、甲状腺腫を誘発する可能性の高い素材であるからです。ピーナッツや大豆のほかにもこのような素材は多いのですが、この2つは特に強力であるという報告があります。キャノーラ油(菜種)もこれに近い性質を持っていますね。
毎日の食事の中でも油が活躍する場面は多く、30年前に比べると世界中の栄養学者が、食材として選択する油に注目するようになり、国民もそれにつれて油には気を遣うようになりました。
ココナッツオイルは、最近日本でも話題のコレステロール(LDL)を抑制する不飽和脂肪酸の代表格である、フラックスやDHA、EPAなどの魚油とはことなり、飽和脂肪酸の仲間です。
飽和脂肪酸は常温で固まり、コレステロール値を上げ、過剰摂取は動脈硬化を招くことで不人気になってしまった脂肪酸ではありますが、ココナッツオイルは同じ飽和脂肪酸でも、消化吸収が約4倍速く、門脈を経て直接肝臓に運ばれ速やかに分解されてエネルギーとなる「中鎖脂肪酸」で、からだに吸収された後、リンパ管、静脈を通って脂肪組織、筋肉、肝臓に運ばれ蓄積され、必要に応じてしかエネルギーにはならない「長鎖脂肪酸」に比べ、体にとっては良い飽和脂肪酸といえます。

ココナッツオイルは中鎖脂肪酸素材の代表格で、このような背景が欧米の有知識者の間で浸透されつつある「FAT DIET」なんです。「FAT DIET」というと、「脂肪(FAT)を落とすダイエット」と呼ばれてきましたが、「FAT(中鎖脂肪酸)を積極的に摂って、適度なエネルギーの消費のためのエクササイズを行うダイエット」として認識されはじめました。

ココナッツオイルは常温でも2年ほど構造が変化せずに保存できる優等生でもありますが、可能な限りオーガニックのココナッツオイル素材がお勧めですね。ただ、残念ながら日本ではココナッツオイル、それもオーガニックのバージンエキストラオイルが中々入手できにくいようです。ココナッツオイルの所要量は1日あたり3-5gと言われています。
by nutmed | 2007-04-16 16:07