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タラの肝油がうつ症状改善に有効

今回の出張は久しぶりに時差ボケを感じてまして、昨日今日と少し不眠が続いてます。こんなときにはメラトニンが定番なんですが、メラトニンは睡眠導入が早い反面、眠りが深くなることが少なくないので、私の場合にはメラトニンの前駆物質であるトリプトファン(5-HTP)を使っています。今晩は5-HTPを飲んで寝ることになりそうかな・・

さて、少し古いトピックスになりますが、今年の1月にノルウェーの研究者によって行われたタラの肝油(Cod liver Oil)のリサーチ結果で大変興味深い結果がでています。
40-49歳と70-74歳の約22000人のノルウェー人を対象に1997年から2年間にわたって行われたこのリサーチの研究項目の中に、タラの肝油がうつ病症状に与える影響の内容がありました。
結果は、タラの肝油を1日あたり2-3g摂取していた人では、そうでない人に比べうつ病症状が現れるリスクが30%低いことがわかりました。タラの肝油に含まれる脂質は、多価不飽和脂肪酸(PUEFA)と言って、オメガ-3系脂肪酸であるEPA、DHAが非常に豊富に含まれる油です。PUEFAにはコレステロールが含まれていないだけでなく、血液での有害な脂肪を減少させ働きがあります。タラの肝油にはPUEFAだけでなく、ビタミンA、Dが豊富に含まれており、視力および免疫力の向上のほか、骨や歯の形成、アレルギー性疾患の改善にも作用することは以前からの研究で認知されていましたが、うつ病症状の予防緩和に有効である報告はこの研究がおそらくはじめてではないかと思います。
日本ではまだまだ馴染みのないタラの肝油ですが、ノルウェーなど北欧民族同様、我々日本人も魚を頻繁に食する民族で、現在に比べると以前はもっと沢山の魚とその脂質の恩恵を受けていたわけです。
これから味覚の秋、秋といえば秋刀魚ですね。魚の食べ方が下手だからとか、臭いがあるからなどと敬遠せずに、魚の恩恵をもっと受ける食生活を考えてみてください。
by nutmed | 2007-10-03 11:54