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閑話休題

今日は昼から1泊で北海道釧路に出張してきます。気温は10℃以下とのことなので、一気に冬です!
さて、最近栄養療法の普及啓蒙のためのヒアリングで都内、首都圏のクリニックを訪問することが多いのですが、いくつかの地域で医師会が中心になって「地域住民のサプリメントによる被害調査」なるものが行われているようです。なんでもサプリメントや健康食品を飲んで体に何らかの被害があったかどうかをヒアリングアンケート調査をして、医師会が集計するそうなんですが。
私が疑問に思ったのは、散々メディアで叩かれた最近の健食業界ですから、被害調査をするのは重要なことですが、被害調査をした後はどうするのか?ということです。 実際にヒアリングを受けた住民の方も少なからず被害調査をするのなら、その後その対応でも医師会がしてくれるのだろうと思うのは自然の成り行きですね。ただ、この調査を進めている地域のドクターに聞いて見ると、調査は調査であって、その後の対応を医師会が具体的に何かアクションするということは難しいだろう・・とのことです。では何の目的でこのような調査を行うのか、その目的が不鮮明です。
医薬品の場合には販売された後の「市販後調査」というものが義務付けられていますが、現在の日本ではまさに「いわゆる健康食品」という非常いあいまいな、でも食品として位置づけられているサプリメントや健康食品だけを取り上げて被害調査をして、その後のフォローがないというのはいささか疑問を残すことになりはしないでしょうか・・・
by nutmed | 2007-10-23 09:33