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低血糖症

今日はめずらしく朝から1日を通して降水確率が0%になってます。気温もホノボノと暖かい1日になりそうですね。
最近私の周囲とカウンセリングにこられる方の中に低血糖症の症状を持つ方が少なくありません。原因には色々あるんですが、最近の傾向として多いのはストレス、それもかなりの精神的、肉体的なストレスによって引き金がひかれ、突然症状が現れることが少なくないようです。
低血糖症は膵臓、肝臓に腫瘍ができたり、筋肉の萎縮によるもののほか、インスリンの大量分泌によるものがありますが、最近私が目や耳にする低血糖症の方の傾向はストレスによってインスリンが大量に作られてしまうケースのようです。
低血糖症の症状は、激しい疲労感、集中力の欠落、眠気、頭痛、それに過食傾向、特に甘いものなどがあります。
低血糖症の食生活について少し紹介しましょう。

1、単純な構造を持った炭水化物について
全ての炭水化物はグルコースまで分解されますが、炭水化物の構造が単純なものはグルコースに変換される時間が早いということがいえます。単純構造の炭水化物(以下SSCH)には精製漂白されたものを含む砂糖、コーンシロップ(多くの食品の添加物)、ハチミツ(純度100%のものは比較的グルコースに変換する時間が遅い)のほか、牛乳、果実の中にも含まれます。
SSCHは飲食後またたく間に消化分解されグルコースに変換し血液中を流れます。したがって、SSCHが多く含まれた素材は反応性低血糖の原因の1つとなります。
SSCHが濃縮されて配合されている食材には、キャンディ、顆粒または粉砂糖、清涼飲料水、炭酸飲料、クッキー、ケーキ、アイスクリームなどがありますが、これらの食品は低血糖症状では避けるべき食材です。最近の食品にはSSCHが多く含まれている食品が少なくないので、必ずラベルを確認するとともに、確認ができない場合には製造会社に問い合わせてでも確認するべきでしょう。
かなり以前から甘味料として炭酸飲料、スナック菓子、ジャム、ケチャップなどに幅広く使用されているトウモロコシのデンプンから合成された高果糖コーンシロップ(以下HFCS)については、体内細胞への影響についての研究報告がされています。
今年の8月ボストンで開かれた米国化学会(ACS)年次集会で米ラトガース大学食品科学研究室教授のドクターHoらが、HFCSを含む11種類の炭酸清涼飲料について発表によるとHFCSは溶けやすくて甘味が強く、より経済的であるといった理由で、米国ではすべての炭酸清涼飲料に使用されていますが、日本でのHFCSが使われている食品は少なくありません。一方で、水和(hydrating)を促すスポーツドリンクや高カフェインのエナジードリンクにも多量のHCFSが含まれていることが少なくないため、低血糖症状のある場合には注意するべきでしょう。
2、複雑な構造を持った炭水化物
元来、糖分はエネルギーになる物質です。複雑な構造の炭水化物(以下CCH)はSSCHに比べてグルコースに変換する時間が遅く、十二指腸(小腸)において時間をかけて分解吸収されて血液中へ流れはじめます。一方、アミノ酸で構成されている動物性植物性のたんぱく質の1部も体内でグルコースへと変換されますがCCH同様またはそれ以上に時間をかけてグルコースへと変換されます。
したがって、反応性低血糖症状がある方の場合にはCCHと高たんぱく質(動物性植物性を問わず)の積極的な摂取が重要になります。

続きは次回に・・・
by nutmed | 2007-11-08 08:49