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Break News

本来ならば今日は低血糖症の食事についての注意点を投稿しようと思っていましたが、今後の医療を大きく左右するかもしれないニュースが1昨日発表されましたので、それを少しお話しようと思います。
皆さんも11月8日の朝刊を見ていると思いますが、11月6日に東京地裁が「混合診療を認めないのは違法」という判決を下しました。以前からこのブログでも混合診療についてはお話していますが、通常患者本人は医療費の3割を負担する「保険診療」を受診しています。混合診療とは保険で認められていない、例えば高度医療の1部など自費負担しなければならない医療と保険で賄える医療を併用した診療のことです。

判決とそれまでのいきさつは11月8日の朝刊かこんなサイトを見ていただければいいでしょう。

国は間違いなく上告をするでしょうから最後までは目を離せませんが、今回の判決が及ぼす影響は少なからず大きいと思います。
一見すると医療の格差、持てる者だけが優良な医療の恩恵をあずかり、持たざるものはそれなりの医療しか受けられない、という構図もありそうですが、そのコメントはここでは差し控えます。
私自身はアメリカやEUで西洋医学以外の医学を学びそして見てきたので、混合診療がもたらすプラスの影響に期待をしています。私が学んできた自然治癒や栄養療法は、現在の西洋医学を否定するものではなく、むしろ相補的に治療を進めるものですから、医療の幅が大きく広がるとともに、患者の選択肢も大きく広がると考えています。確かに日進月歩が目ざましく保険のシステムがついていけない西洋医学医術で化学的に合成され今ある症状を抑えたり、いかなるバクテリアも殺してしまう抗生物質を使い、体を切って組織細胞を取り出したりするような西洋医学を中心に考えた場合には、最新の高度医療を受けるためには高額な費用を伴なうことがあるでしょう。しかし、それは西洋医学というカテゴリーだけを考えているからではないでしょうか。
とかく、医療システムの話題が出てくるとアメリカやEU諸国の医療保険事情と日本のそれを単純に比較される傾向がありますが、事の良し悪しは別として、アメリカやEU諸国の医療システムは医療保険システムと同様、またはそれ以上に国民の医療受給の選択肢が幅広く、その選択肢となるカテゴリーの医学医療、例えば栄養療法や自然治癒療法などに従事するプロフェッショナルとしての「医師」の教育システムが充実しているだけでなく、「エビデンス(根拠)」の追求研究報告は想像以上に充実しているのが現状です。

高台の上に住んでいる高齢者が坂道を負担なく登ることができる電動自転車を買おうとしたら10万円もしました。今の生活環境を考えるとそんな高額は出せません。普通の自転車であれば自治体から90%の補助金が支給され安く購入できるので我慢して足の痛みをこらえて坂道を手押しするしかないと考えました。つまり選択肢は2つしかないわけです。
しかし、普通の自転車にモーターをつけて簡易電動自転車にすることができるユニットを販売している会社があることがわかりました。このユニットには自治体の補助金は支給されませんが、3万円を出せば購入できます。ここで選択肢が1つ増えたわけです。

今後混合診療については事あるごとに話題になると思いますが、行政や医師の考え方があるのと同様、またはそれ以上に受給者である国民が、何が自分にとってベターなのかを良く考えてみることも大事なのではないかと思います。

因みに私は混合診療、自由診療には賛成です・・・
by nutmed | 2007-11-09 12:44