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五感を使った食事 その3 聴覚

昨日は12月下旬並みの寒波が到来していたようで東京でも本当に寒かったですね。群馬県草津にすんでいる知人からは雪のたよりをいただくほどの寒さだったようです。

さて、今日は五感の聴覚についてです。
皆さんは中学校の理科の授業でやった「パブロフの犬」を覚えていますか?そう、犬にエサを見せると条件反射でだ液がダラダラとでてくるやつです。人間も同じで、何かの刺激を受け、それに反応して何かのシステムにスイッチが入ることは同じです。条件反射という行動を開始するシグナル刺激を受けることこそが、五感の刺激になります。条件反射には視覚や臭覚が真っ先に思い浮かべられるかもしれませんが、聴覚、つまり耳から入ってくる音の刺激も同じです。

最近の日本中のご家庭の朝、台所から聞こえてくる音はどんな音でしょうか。 恐らく「チーン」という音ではないでしょうかね(笑)
少なくとも私と私の年齢よりも上の年代の方々が子どもの時に、どこの家庭の台所から聞こえてきた音といえば、母親がまな板で大根やたくあんを切ったり刻んだりする音、卵焼きを作る前に卵を割って茶碗やボールの中でかき混ぜる音、それにめざしやアジの開きが焼き網の上で煙をあげながら焼ける音と食卓の準備するときにに茶碗や箸、皿が触れ合う音でした。
この音こそが人間の耳から入ってくる刺激のシグナルで、食事をする準備運動である、だ液の分泌や胃酸の分泌といった食事行動がスタートするわけです。
残念ながら「チーン」という音では正しい食事行動のスタートはきれません。

最近世の中では「食育」特に子どもの食育が叫ばれて久しいですが、私が考える子ども、大人に対する食育はまさにこの五感を刺激する食事行動であり、聴覚から刺激を受ける音シグナルによる食事行動のスタートを習慣つけるかということです。決して悪いことではありませんが、親子が食事を作る楽しいひとときをつくる食育をしても、肝心の食事をする心と体の食事行動が習慣つけられていなければ、残念ながら体内では条件反射をしてくれませんね。

次回は臭覚について・・・
by nutmed | 2007-11-20 12:39