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個人に合ったサプリメントの決定方法 脂肪酸とケト体の代謝

栄養医学研究所は今日から2008年のスタートです。今年の正月はいつになくゆっくりできました。正月のブログを見て早速東から西から北から南から、歯科のドクターや歯科衛生士さんからメールが飛んできました!私が想像していた以上に今後の歯科クリニックの存続は大変のようですね・・・そんな意味でも、歯科クリニックが栄養を密接に考えた地域住民の健康管理ステーションとして、そこに従事するドクターもスタッフも「ヘルスゲートキーパー」として地域への啓蒙と健康管理を積極的に推進していただきたいですね。過去5年間、私自身歯科クリニックへの栄養と食事行動いついて幾度となく啓蒙を進めてきました。でも、日本では歯科クリニックがヘルスゲートキーパーになることは難しいだろうか・・と何度も自問自答し、実際、歯科医にも相談をして、幾度と無く諦めました。しかし、昨年鶴見大学の非常勤講師を仰せつかり、実際に学生に講義をし、話を聞き、逆に今まで以上に「ヘルスゲートキーパー」として歯科クリニックが最も適したポジションであることを強く感じはじめました。
そのために今年以降、私自身も歯科領域に対して今まで以上に積極的なアプローチを進めていくつもりです。

さて、今日は昨年からの継続テーマです。

脂肪酸の酸化
短鎖,長鎖脂肪酸、またそれぞれの代謝経路はオメガ3とオメガ6必須脂肪酸の適切な摂取と同様に重要です。
リジンおよびトリプトファンの分解に伴って生成されるアジピン酸値の上昇時には、衰弱、疲労、吐き気、低血糖症、臭気、頻発する感染症が起きます。
スベリン酸値の上昇はカルニチン不足、またはミトコンドリアで適切なエネルギーが生産されていないときに起こります。またリボフラビン(B2)不足時にもスベリン酸は上昇します。
エチルマロン酸値の上昇はカルニチン、リボフラビン(B2)不足時にも上昇します。またエチルマロン酸値の上昇は長鎖脂肪酸とアミノ酸の酸化に支障をきたします。またエチルマロン酸がアジピン酸と同時に上昇している場合には脂肪酸の酸化系に重大な問題があります。
メチルコハク酸値の上昇時にはケトン症、低血糖症、乳酸症、肝機能障害、栄養失調、衰弱、疲労、吐き気などが起きます。

ケト体代謝物
α-ヒドロキシ酪酸、β-ヒドロキシ酪酸は炭水化物の代謝の重要な道標となります。ベータ-ヒドロキシ酪酸値は不十分な炭水化物の代謝によって上昇します。また毒物の摂取、腸内細菌の不均衡、ある種の薬の副作用などから体を防御する為にグルタチオンの生産が上昇したときにもβ-ヒドロキシ酪酸値は上がります

次回は神経伝達物質です・・・
by nutmed | 2008-01-07 13:38