2008年 01月 25日
副腎機能の自己チェック その3 脈拍によるテスト
昨日から今朝にかけてもICTテストと血圧テストに関するメールが沢山寄せられています。副腎疲労症候群に関心を持っていただくことはいいことだと思います。
さて、週末の今日は脈拍数による副腎の働きの間接的な確認方法です。
副腎の働きに負担をかける原因の1つにアレルギー反応があります。これから紹介する方法は、「Cocaのパルステスト」と呼ばれていて、ホリスティック療法ではポピュラーな方法で、日本でもアレルギー専門のドクターの中にはこの方法を使っている方もいるようです。この方法は「アトピー」の名づけ親でもあるアメリカのコーネル大学のDr. Arthur F. Cocaによって開発された方法です。ドクターCocaは、アレルギー反応を引き起こす原因物質を食べたり体内に侵入することで、人間の脈拍は平常時よりも速くなることを発見しました。
この背景には、アレルギー物質が体内に侵入することによって副腎が反応し血圧が上昇することで脈拍が増えることにあります。通常安静時の成人の脈拍数は1分間に65-85ですが、年齢、体調によって個人差があるので、安静なときの日常の脈拍数を覚えておくといいですね。

方法
テスト前の注意点として、脈拍数に影響のある血圧が上昇するような状況でのテストはしないということです。例えば喫煙、飲酒、薬剤服用、緊張などを避け、リラックスした状態を心がけてください。
準備するもの
①時計(秒針のあるもの)
②メモ帖と筆記用具
手順
1、以下の時間に手首の脈拍数を正確に1分間計測し、年月日、時間と脈拍数を記録する。病院やクリニックで脈拍をとるときのように30秒または30秒ではなく必ず1分間計測する。
①起床時(ベッドや布団から起きる前の寝たままの状態)
②食事の前(朝食または1日の最初の食事の前)
ここで必ず食事の素材内容を正確に記録する(可能な限り材料まで)
③食後30分後・60分後・90分後
2、上記のチェックを2-4日間繰り返し記録する
判定
副腎の働きが低下している場合には、起床時に計測した脈拍数をベースとして、食後30分後・60分後・90分後の脈拍数と比較し、脈拍数が10%(6回前後)程度高くなる。また食べたものの中に体にとってはアレルギー物質となる素材が含まれている可能性が高い。
食材の中には、調理や生の素材などによってアレルギー反応が現われるまでにかなりの時間を要する物質もあるため、数回繰り返しテストをして確認することをお勧めします。
原書でも読める方はDr. Arthur F. Cocaの著書「Pulse Test」がAmazonで購入できますから読んでみるといいですね。


