副腎が作るホルモン

週の中日の今日も朝から東京は雪でした。この週末は例年楽しみにしているバイクの仲間との伊豆(戸田)への1泊ツーリングなので、週末の天気が心配です・・・

さて、今日は読者の方からの質問で多かった、副腎が作るホルモンについてです。今後この副腎疲労症候群はしばらくシリーズで継続しますので、副腎が作るホルモンがコルチゾール以外にもあることを少し説明しておくことにします。
今回は中学校高校のときの生物と保健体育の授業を思い出してもらうことになります(笑)

副腎は中心部にある「髄質」と、その外側にある「皮質」から構成された臓器です。厳密に言うと皮質は4つの層からなっていますが今回はその詳細は省きます。

1、髄質が生産分泌するホルモン
・エピネフリン(アドレナリン)とノルエピネフリン(ノルアドレナリン)
情緒をコントロールするホルモンとして知られていて、呼吸や脈拍に影響を与えます。俗に言う「火事場の馬鹿力」はこのホルモンに関係しています。
2、皮質が生産分泌するホルモン
・コルチゾール
・DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)
・DHEA-S(デヒドロエピアンドロステロン-サルフェート)
・プレグネノロン
・プロゲステロン
・エストロゲン
・テストステロン
・アンドロステロン
・アンドロステンジオン
DHEAとDHEA-Sは話題の老化抑制(アンチエイジング)のホルモンとして名前が一躍有名になりましたね。副腎の最も外側の層で作られるアンドロステロンはカリウムとナトリウムをコントロールするホルモンで、体液(水分)のバランスを保つための働きを担っています。副腎疲労症候群の方の中には、塩分の摂取過剰または塩分の要求が強い方がいますが、このような場合にはアルドステロンの値を確認することは重要です。
女性ホルモンのプロゲステロンとエストロゲンは主に卵巣で、男性ホルモンのテストステロンは主に精巣(睾丸)で作られますが、それぞれのホルモンのバランスを保つため、補助的に副腎で男女の性ホルモンが生産されています。また、中年以降は男女の性ホルモンの生産工場は若いときに比べ副腎へシフトしはじめます。

最近、読者の方から「話が難しい・・」との指摘を受けてます・・ごめんなさいねm(_ _)m
ただ、副腎疲労症候群を知っていただくためには避けて通るより、知っておいていただいたほうがいいことばかりなので、多少難しい内容があるかもしれませんがついてきてくださいね。

次回はコルチゾールのコントロールについてです・・
by nutmed | 2008-02-06 22:52