副腎疲労の症状の見方注意点について

週末は東京マラソン、天気に恵まれてよかったですね。それにしても3万人規模のマラソンは世界でも類をみない規模ですね。私は、土曜日にちょっとしたアクティブがあって、日曜日は高熱でダウンしていました・・・

さて、本来であれば今日から副腎疲労の改善についてのテーマをスタートする予定でおりましたが、先週金曜日深夜にアメリカの友人のドクターと電話で話をしていて、AFSを論じるときにこれをお話しておかないと、いけないかもしれないということになりまして、急遽本日だけテーマを変更させていただきます。
で、今日のテーマは副腎疲労症候群(AFS)や慢性疲労症候群(CFS)と症状が非常に似ているのに、改善治療のアプローチが異なるものを説明します。場合によってはアプローチが間違って治療が遅れることによって症状が悪化するケースもあるので、注意していただきたと思います。
その症状とは日本では比較的珍しい感染症で「ライム病:Lyme disease」といいうマダニ(シュルツェマダニなど)を介して感染するスピロヘータの一種であるボレリアよる細菌感染症です。
日本でも北海道や長野県などで毎年感染者が確認されれいますが、一説によるとここ数年都会でも感染者が出ているという話も聞きます。
一般にはダニからの感染で人から人への感染はないとされています。
症状は勿論ダニに噛み刺された後に発症します。感染初期には筋肉痛、関節痛、頭痛、発熱、悪寒、倦怠感など風邪の初期及び副腎疲労症状に酷似したものが現われることが多く、その後、神経症状をはじめ、多様な症状が現われるために一般的な診断では判定が難しいとされています。
アメリカでは日本よりも感染者が多いライム病ですが、症状から見て明らかに副腎の疲労だろうと思い、だ液中のコルチゾール検査をすると24時間を通じてコルチゾールが非常に高い状態であることが少なくないため、かなりの精神的・肉体的なストレスによるAFSで、蕁麻疹又はアレルギー症状を伴なっていると判断されたケースは少なくないそうです。実はライム病であることが後々の血液検査でわかるまでに、AFSの改善のための栄養素、ハーブの処方と食材改善を数ヶ月行っても全く改善されるどころか、症状が悪化するケースがあるようです。

日本ではライム病が比較的稀な感染症だといわれていますが、AFSとの混乱誤診をさけるためにも、1つの知識としてライム病を覚えておくといいと思います。勿論ライム病の診断の始まりは、それ以前にどのようなところへ行ったか、何かに刺されたり、噛まれた記憶はないかということからはじまります。

次回はいよいよ改善の話です・・
by nutmed | 2008-02-18 15:09