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副腎疲労症候群の改善と食事-たんぱく質

昨日は栄養療法のレクチャーのために京都の太秦まで行ってきました。京都は今年はじめてでしたが、東京に比べるとやはりまだ寒いようでした。次回はゆっくり時間をつくって久しぶりに寺社仏閣見物でもしたいですね。

さて、今日から副腎疲労症候群(AFS)改善の食事と栄養素のアプローチにはいりましょう。
初回の今日はたんぱく質についてです。
糖とAFSの関係は今まで何回と無く話してきましたが、AFSの改善の食事で基本的に注意しなければならないのは、「すぐに糖に換わってしまう」食材を避けることです。たんぱく質をはじめとしたいわゆる3大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質)はすべからく糖に変化はしますが、時間をかけて糖に換わる食材を低GI値食材(低グリセミックインデックス)意識することが大切です。
3大栄養素の中でもたんぱく質は糖に変化する時間が長い素材です。
たんぱく質なら何でもいいかと言うとそうではありません。食塩や糖分の多い味付けをされた加工食品、プロセスチーズなどはお勧め食材ではありません。たんぱく質を積極的に摂取してもらう背景にはたんぱく質を構成しているアミノ酸がAFSの改善のために副腎の細胞の構築、コルチゾールの生産、また甲状腺や腎臓、肝臓など様々な組織細胞をつくる基本となる栄養成分であるからです。
たんぱく質は、3大栄養素の中でも、消化分解のために胃酸と消化酵素がたっぷりと必要になる食材です。AFSに陥ってしまった方の胃酸と酵素の検査をしてみると、多くの方が胃酸が十分に生産されていなかったり、消化酵素が十分生産されていない状況があります。
ですからAFSの可能性が高い方は、先ず胃酸の生産と分泌を高める食材、または補う素材の摂取を考える必要があります。副腎疲労によって胃酸の分泌が少なくなっている場合、たんぱく質が豊富な食事をした後に、ガスが溜まることによる胃腸の暴満感、重苦しさを感じることが少なくありません。胃酸の分泌が悪い方の食事内容を見ると、胃酸を沢山必要とするたんぱく質よりも炭水化物が多い食事傾向があります。

AFS改善のためのたんぱく質食材として選択の目安として考えていただきたいのは、アミノ酸のバリエーションということです。 同じたんぱく質を含む動物性たんぱく質も植物性たんぱく質も中身を良くみると、含有されているアミノ酸の種類とその量は大きくことなります。是非皆さんもたんぱく質食材選択のときには「アミノ酸」というキーワードを持ってみるといいですね。
以前に紹介したWEBサイトは英語ですが私がほとんど毎日検索、リサーチのために常用しているサイトで、これだけの食材素材と栄養成分の詳細が検索できるサイトは少ないですね。
by nutmed | 2008-03-07 16:06