副腎疲労の改善について-ミネラル

我が家の桜も土曜日には20-30の花が咲き始めました。今日の雨で少し咲が鈍ってくれると週末には満開になるかな・・
土曜日は横浜までボズスキャッグスとTOTOのコンサートに行ってきました。ボズは御年63歳とは思えない元気な姿と声を披露してくれました。一方のTOTO、声といい、ルカサーの体型といいメタボまっしぐらで多少がっかり・・ギターのテクニックは相変わらず絶品でした。

さて、今日はAFS改善のミネラルについてです。
1、マグネシウム
マグネシウムは副腎にとってはエンジンのスパークプラグのようなもので、副腎が作り出す各種ホルモンに必要な酵素とエネルギーにはマグネシウムが不可欠なミネラルです。したがってAFSやストレスが続いているようなときには積極的に摂取するべきミネラルでもあります。
AFSの改善に必要なマグネシウム量は1日あたり300-400mgです。お勧めのマグネシウムのタイプは吸収が高いクエン酸マグネシウムになります。クエン酸マグネシウムはエレメントとしてのマグネシウム量は20%前後ですから、400mgのクエン酸マグネシウムには最大でも80mgのエレメントマグネシウムしかが乳されていません。飲むタイミングですが、AFSの場合には1日をとしてマグネシウムが不可欠となりますから、1日摂取量を3-4時間おきに食事の前または食事後2時間を空けた空腹時がお勧めですね。日本ではクエン酸マグネシウムは入手が困難かもしれませんので、酸化マグネシウムなどの場合には吸収をあげるために酸(トマトジュースなど)と一緒に摂取するといいでしょう。
副腎でのマグネシウムはビタミンCとパントテン酸(ビタミンB5)、カルシウムがパートナーになりますから、これらの成分もあわせて摂取してください。
2カルシウム
カルシウムはAFSの原因にもなるストレス耐性を高めるためと、神経の興奮状態を抑える働きを持ったミネラルです。1日あたり750-1000mgがAFSの改善とストレス耐性向上にはお勧めな量になります。タイプとしてはクエン酸カルシウムがお勧めですが、マグネシウム同様入手ウランが困難な場合にはその他のカルシウムでも結構ですが酸と一緒に摂取するといいでしょう。
3、微量ミネラルご存知のように多くのミネラルはビタミンと異なり体内にはごく微量しか存在しませんが、非常に多くの役割を担っています。中でも副腎、下垂体、視床下部、腎臓、甲状腺などAFSに深く関わっている臓器では、カルシウム、マグネシウムといったメジャーなミネラルだけでなく、亜鉛、マンガン、セレニウム、モリブデン、クロミウム、銅、ヨードなどの微量ミネラルが重要な働きを担っています。
AFSまたは副腎の疲労、ストレスが続いていてこれらの微量ミネラルを摂取する場合には、代謝および副腎やその他の関連組織臓器の働きを考えると夜の就寝前に酸と一緒に摂取することがお勧めです。
微量ミネラルを選択するときに注意していただきたいのは、「コロイドミネラル」という商品です。
米国でもかつて話題になった鉱物性の分子が小さいミネラルですが、地中の鉱石や化石性物質から抽出されるために、商品の中には水銀、鉛、ヒ素といった重金属が含まれているものがありますので注意してください。

体内のミネラルの過不足状態の確認はAFSの改善には不可欠な分析検査です。可能であれば3-4ヶ月に1回、爪や毛髪による体内ミネラル分析をしてモニターをすることをお勧めします。

次回はハーブです・・・
by nutmed | 2008-03-24 12:37