2008年 07月 11日
第432回 痛みのコントロール素材 その1
昨年から私が使っている携帯兼用のPDAはNOKIAのE61という製品ですが、日本だけでなくほとんどの海外でも使用できるし、インターネットメール、ショートメール、インターネットのほかスケジュール管理やGPS機能もついているいわゆる「スマートフォン」というもので、さながら私設秘書を携帯しているような便利なものです。iphoneにも興味はあるんですが・・買いません、買わないぞ!、決して買うもんか!・・
さて、今日の話題は痛みをコントロールする素材についてです。
痛みと言えばほとんどの方が、目、肩、腰、手足、頭など毎日何らかの形で痛みを感じているのではないでしょうか。痛みは病気ではありませんが、その原因となる背景が必ずあるものです。
しかし、慢性または急性の違いはあるものの、痛みを引き起こすメカニズムは痛みの発生源とその痛みを受容する受容体のメカニズムになります。今日お話するのはこの中でも急性ではなく慢性的な痛みを改善そして痛みが来ないように予防する素材についてです。

物理的な刺激のほか、炎症が引き金となって生成される化学物質によって痛みの刺激が脳に伝わり痛みを感じます。この化学物質にはプロスタグランジン、ブラジキニン、セロトニン、ヒスタミンなどがあります。痛み止めの薬の多くはこの化学物質の生成や流れを阻害するものですが、最近アメリカやカナダでこれらの鎮痛剤を多様することによって人間が自ら作り出す鎮痛物質の生産能力が低下するだけでなく、喜怒哀楽、五感の働きが低下する可能性が指摘されています。もともと痛みは物理的な刺激や炎症などによって発生するもので、いわば体内のメカニズムによって「今転んだときに右足のひざを打ったけど、あとで冷やしておいたほうがいいぞ!」とか「ここで炎症が起きてて、かなりひどいぞ!」なんていう具合に我々に注意を喚起しているアラートシグナルだと言ってもいいでしょう。
でも現代社会では、痛みは「存在悪」のごとく、すぐに痛み止めの厄介になって片付けてしまう傾向が強くなったのではないでしょうか・・
アメリカやカナダの研究によると、人間が作り出すことのできる痛みを緩和するホルモンの1つ「エンドルフィン」の生産能力も低下する可能性を指摘しています。
私がアメリカで栄養療法やハーブ療法を勉強しているときにドクターたちから教えられたことの中に、「急性の痛みは原因を探すことはもちろんのこと、早期に痛みを止める」「慢性の痛みは鎮痛剤を使うことで原因背景が隠れてしまい、根本的な改善が難しくなるため、まずは自ら作ることのできる鎮痛物質の生産を高め、同時に原因背景を探る」ことでした。
そう考えると、日本でも昔からおばあちゃんやおじいちゃんに教えられてきた民間療法の中には、鎮痛物質の生産を促進するための素材がたくさんありました。
さて、次回は鎮痛物質の生産促進素材についてです・・


