2008年 12月 06日
第503回 カンジダ菌 オレガノ
さて、今日は読者からの問い合わせに対する公開回答です。
カンジダ菌の特集をスタートしてから、マグネシウムの特集同様に沢山のメールが寄せられています。皆さんが持っている今の体の多闇や症状に、どうやらカンジダ菌の影響がある可能性が高いようです。
寄せられたメールの中で一番多かった質問は除菌の方法についてで、中でも抗真菌剤(ナイスタチンなど)を使わずにナチュラルなもので改善したいがオレガノについて教えて欲しいとの内容が多かったので、今日はオレガノについて少し・・
オレガノは比較的粗野な土壌でも育つので、日本でもプランターなどでハーブ栽培をするのに適しています。別名ではワイルドマジョラムとも呼びます。オレガノは料理によく使われますが、トマトとの相性がいいハーブです。香りはドライハーブのほうがいいようです。

残念ながら今の季節ではフレッシュなオレガノを入手するのは難しい(一部は温室栽培ものがでまわっていますが・・)ので、ハーブスパイスとして売られているものを利用してもいいでしょう。

上の写真のようなドライオレガノは比較的簡単に通年入手が可能です。これをバージンオリーブオイルに漬けて自家製オレガノオイルを作ってみてもいいでしょう。
ガラス製でフタのできる適当なビンを準備して、あらかじめビンを煮沸消毒しておきます。
ビンの中にバージンオリーブオイルとドライオレガノを入れますが、目安はオイル:オレガノが3:1くらいでいいでしょう。保存は陽のあたらない涼しい場所(冷蔵庫ではないほうがいいでしょう)に保存しておきます。通常は2-3週間エキス抽出までに時間をけけますが、今回はドライオレガノなので1週間ほどを目安でいいと思います。毎日2-3回ビンを振って混合させてあげてください。
できたオレガノオイルを毎食後小さじ1杯ほどをそのまま飲んでもらうのですが、オレガノのスパイシーな味がだめな方は薬局で売っている空のカプセルにオイルを入れて飲んでもいいでしょう。
また、飲んで1-2時間くらい後に腹痛や気分が悪くなるようであれば一時中止して、1日1回食後くらいからスタートしてみるといいと思います。空腹時には飲むことで胃の粘膜を過剰刺激することがあるので注意してください。
直接飲むのが難しい場合には、サラダドレッシングとして使ってもいいと思います。