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第557回 アレルギーと不定愁訴

先週4月1日に投稿した話題について先週末までにたくさんのメールや電話での問い合わせをいただき、少し恐縮しています。4月1日は世界的にエイプリルフールということで、今年は私がシアトルへ移住するというテーマで投稿したところ、多方面に影響がでてしまったようです。お騒がせしてもおうしわけありませんでした(笑)来年はもっと勘所の利いたテーマにします・・・
もっとも、シアトル移住の話はまんざらでもなくて、近い将来の実現性のある夢としていつも頭のなかで考えてはいるテーマでもあります。

さてさて、今年も我が家の庭の桜が週末に満開を迎えました。
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週末は仕事だったので昨日の日曜日の夜に夜桜を見ながら庭でバーベキューをしました。今年は昨年以上に花をつけてくれて明かりに映える夜桜です。

今日から数回にわたってアレルギーと不定愁訴について少しお話してみようと思います。
スギ花粉も終焉を迎える時期となりましたが、中には引き続きヒノキ花粉で悩まされる方も少なくはないでしょう。今回のテーマのアレルギーはこれら花粉などの吸入系アレルギーではなく、食材や添加物など食べることによって体が反応する食餌系アレルギーについてです。
不定愁訴としてあげられる様々な症状のなかの多くに食餌系アレルギー反応、特に慢性化することによって症状がひどくなるものがすくなくありません。
花粉やダニやハスダストなど、吸入することで体が反応してしまうアレルギーは、一般に「即時型アレルギー」と言って、ある種の細胞が「ヒスタミン」という化学物質を作り血液中に放出することで発症します。一方で「遅延型アレルギー」という反応があり、アレルギー反応を起こしてしまう物質に慢性的に反応はするものの、即時型のように直ちに反応が現れることが少ないまでも、それが継続することによって免疫の働きに様々な影響を与えるアレルギー反応が昔に比べて深刻になっています。やっかいなことにこれらのアレルギー反応は単一の物質(食材)で反応を起こす場合もあれば、いくつかの物質(食材)が複合的に影響を与えることもあることです。
関節痛、慢性疲労、背中や腰の痛み、頭痛、湿疹、不眠、気分の落ち込みなど、確実に自覚症状を持っているにも関わらず、血液など臨床検査を受けてみてもどれも正常値で、原因背景が不明ないわゆる不定愁訴の中にはこのような遅延型アレルギー反応が着実に体内で慢性化しているケースが少なくありません。
このような症状の改善には通り一辺倒の対処では効果がないだけでなく、場合によっては症状が改善するどころか新たな火種を作ってしまうことにもなりかねません。特に小児や高齢者では改善方法を誤ると長引くこともあります。そのためには日常から自分の体調、特に食事による体調や体内環境の変化を十分観察することも大切です。
by nutmed | 2009-04-06 14:41