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第562回 読者からのメール-IgG抗体検査について

昨日は全国的に夏日または真夏日になったところが多かったようです。そのせいか夜の繁華街では生ビールの文字が躍り、4月に入社の新入社員とおぼしき後輩を連れて喜び勇んで店ののれんをくぐるおじさんたちがあちこちで目につきました。いよいよ本格的なビールがおいしい季節ですからね。

さて、今日は読者から寄せられたメールを1つご紹介したいと思います。
先日終了したばかりのIgG抗体食物アレルギーについてのメールでした。
「ブログ「臨床栄養士のひとり言」のIgG抗体のアレルギーの記事を読み、自分の経験から非常に納得する部分があり驚きました。こうやって苦労していて、IgG抗体検査を必要としてる人間がいるということで報告させてください。」という出だしで始まったこのメールを送ってくれた方は、1年ほど前から食事をした後に急激な倦怠感に襲われるようになり時には床に倒れて昏睡するようなことさえあったようです。はじめは食後は胃腸に血液が集まるから眠くなるんだろうと考えていたようですが、眠気の程度が通常の眠気とは異なり明らかに異常であることが徐々にわかったようです。なにがなんだかわからないながらも、食事が原因だろうと思い色々と調べるうちに反応性低血糖症というものの存在を知ったようです。これで原因がある程度特定でき、反応性低血糖症状に見合った炭水化物の摂取制限食事メニューを考え続けていくうちに、炭水化物が一切含まれない食事をしても意識が飛んだり、呼吸が苦しくなったりするようになり、ここでますます症状の原因背景がわからなくなりました。 病院に行き症状や経過を説明し、血液検査を受けても主治医からは「コレステロールが少し低いくらいで異状ないですね」とのコメントだけで苦労が増すばかりだったようです。
その後も地道に自分で食べた食材のリストをこまめにつけ、自分の体調が明らかに変化した食材の特定をする努力を続けた結果、いくつかの食材と漢方薬に対してアレルギー反応を示し極度の倦怠感が現れることをつきとめたようです。
しかし、このように食材1つ1つを自らチェックしていく作業は生活スタイルへの影響や精神的なストレスが増すばかりで、IgG抗体の検査を受けてみようと考え始めたということで、日本でIgG抗体検査を実施してくれつ施設を紹介して欲しいということでした。

私が想像するにこの方と同じ、もしくは似たような状況で悩んでいたり疑問に思っている方は少なくないのではないでしょうか。ただ、すべてがIgG抗体にかかわる背景ではないにしても、毎日口にする食材が、自分でも知らず知らずのうちに、ただし確実に体内で体のシステムに影響を与える芽をつくることは間違いのないことです。
by nutmed | 2009-04-23 12:41