臨床栄養士のひとり言
2017-08-10T15:07:31+09:00
nutmed
栄養・健康・食に関する気ままな日記
Excite Blog
栄養医学と副腎疲労セルフケア 1日集中講座@関西のお知らせ
http://nutmed.exblog.jp/25256281/
2017-08-11T08:00:00+09:00
2017-08-10T15:07:31+09:00
2017-08-10T15:07:31+09:00
nutmed
未分類
現代社会は 抗ストレスホルモンを生産する副腎という臓器のキャパシティーを遥かに上回る、過剰競争・高ストレス社会となりました。その結果、私たちの副腎は慢性的に疲弊し、機能不全が恒常化しています。この「副腎疲労」が蓄積することで、栄養吸収障害、ホルモン分泌不全、免疫機能低下を招き様々な慢性症状となって現れています。
本講座は、これらに対応する栄養療法と手技療法の基礎理論と実践を学んでいただく1日集中講座です。医療・健康サービス従事者・セラピストから、ご家庭で実践したい一般の方も対象です。
講師:川本正己(柔道整復師・カイロプラクター)
かじ山智子(内科医・ダイジェスチョンマイスター)
佐藤章夫(臨床栄養士)※ビデオ配信
日程:9月10日(日)
時間:9時30分~17時30分(昼休憩含む)
会場:川本治療所 兵庫県西宮市津門呉羽町1-25 クレッセント・イマヅ1F
定員:25名
受講料:43,000円(税込)
主催:一般社団法人 日本栄養医学食養協会
運営:株式会社ティーエイチイーヘルスケア
詳細&お申込みはこちら
http://janmf.com/seminar170910/
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前糖尿病について
http://nutmed.exblog.jp/24652535/
2017-06-29T05:12:00+09:00
2017-08-10T14:49:32+09:00
2017-06-28T21:15:33+09:00
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未分類
カリフォルニア州は日本の食生活と比較しても、大きな差はなく、特に、10-20歳台における食生活内容に大きな差はないのではないかと考えます。高血糖の影響による体内環境の浸食は、時間の経過とともに着実に積算されますので、若いころよりも、加齢とともに2型糖尿病の発症だけでなく、前糖尿病の対象者は増加しており、55-69歳をピークにその数は著しく増えています。それを考えると、この状況はここ日本でも何ら変わることなく、顕在する2型糖尿病発症数だけでなく、潜在的な前糖尿病対象者は増加していると思います。
職場や居住自治体による定期健康診断で、血糖検査を行っているところは非常に珍しく、三大生活習慣病の1つである2型糖尿病が既に社会的な問題になっているにも関わらず、血糖コントロールの指標であるHbA1c(ヘモグロビンA1c)はおろか、空腹時グルコースすら検診のカテゴリーに取り入れられていないことは甚だ疑問に感じます。
加齢とともに、糖分を細胞に取り込むために働くインスリンの感受性は低下するという報告がありますが、それ以上に、現代の食生活環境を見るに、不必要な糖分が想像以上に多いこと、また、以前にも紹介したカンジダ菌の旺盛な繁殖によっておこるインスリン受容体の機能低下による血糖の上昇など、昔の食生活環境からは考えられないほど、前糖尿病対象者が増える状況にあると思います。
血糖コントロールの確認のための血血液検査は、チャンスがあればではなく、積極的に受診して定期的に確認することをお勧めします。
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臭気障害とビタミンD
http://nutmed.exblog.jp/24642255/
2017-06-27T22:26:00+09:00
2017-06-27T22:26:17+09:00
2017-06-27T22:26:17+09:00
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一方、これらの原因とは無関係に臭覚障害が発症進行する人、つまり、抗炎症薬やっステロイド剤では改善効果が見られない人の数も増えていると考えられています。
ここに興味深い研究発表があります。症例数は少ないですが、ビタミンD3の補給によって、臭気障害が実質的に減少した報告です。
https://www.researchgate.net/…/230612167_A_possible_correla…
この報告では、臭気障害を持つ2人はともに血中1-25ビタミンDが低く、ビタミンDを8週間補充することで、臭気障害の症状が大幅んい改善されています。
ビタミンDは、セコステロイド(Secosuteroid)と呼ばれる、ステロイドの前駆物質であり、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、1型糖尿病、多発性硬化症、炎症性腸疾患、喘息などの多数の自己免疫および炎症性疾患と免疫調節効果を有すると考えられています。
恐らくビタミンDが充足することで、副鼻腔うっ血を改善し、臭気障害が改善す52る可能性が考えられます。
もう1つ、興味深い報告があり、スウェーデン人には臭覚障害の人が20%ほど存在するというものですが、これは、紫外線を浴びることで体内で合成できるビタミンDの合成量が少ないということなのかもしれません。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15064632
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アセトアルデヒドとマグネシウム
http://nutmed.exblog.jp/24636876/
2017-06-27T11:02:00+09:00
2017-06-27T11:02:55+09:00
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アセトアルデヒドを分解するためには、マグネシウムが不可欠で、マグネシウム不足は、アセトアルデヒドの分解が低下し、その副作用のリスクは高くなります。
アセトアルデヒド脳、肝臓および腎臓に対して有毒であり、ビタミンB群の活性を抑制する可能性があります。また、甲状腺、副腎および下垂体に影響を与えるホルモン受容体の働きを阻害します。甲状腺ホルモンの場合、甲状腺機能低下の症状が現れているにも関わらず、血液検査では正常範囲に入っていることは少なくありません。これは、アセトアルデヒドによって活性の高い甲状腺ホルモンが細胞に取り込まれることが阻害されているためです。
したがって、血液検査で甲状腺ホルモンが「正常値であっても、甲状腺機能が低下しているような症状がある場合には、カンジダ菌をはじめとする酵母菌類の繁殖の可能性も疑ってみるべきです。
慢性症状の多くに、カンジダ菌とマグネシウムがかかわっているのではないかと私は考えていますが、実際、日本人の多くがマグネシウムの不足傾向にあると思います。追い打ちをかけるように、腸内のバクテリアの環境が悪化することによって、マグネシウムの吸収は低下することが報告されていますから、カンジダ菌の繁殖が旺盛な人の場合、それだけでマグネシウムの不足を招くことにもなりかねません。
アメリカやカナダでは、栄養療法医師だけでなく、カイロプラクタードクターなどでも、カンジダ菌の旺盛な繁殖を疑う患者には、マグネシウムの点滴や経皮吸収によるマグネシウムの補充を選択することがポピュラーです。]]>
今が旬!サクランボの効能について
http://nutmed.exblog.jp/24623535/
2017-06-26T08:16:00+09:00
2017-06-26T08:16:25+09:00
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nutmed
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サクランボに痛風発作を予防改善する効果があることは、100年以上前からフォークレメディー(Folk Remedies)として民間療法でつかわれてきた歴史があります。1950年に、Dr.Blauがサクランボの痛風治療効果について発表してはいますが、この時には、国際リウマチ学会をはじめ、西洋医学の学会からは相手にされずに、話題にもなりませんでした。
その後、50年以上にわたってサクランボの痛風改善効果について注目されることはありませんでしたが、2003年にカリフォルニア大学(UCDavis)の研究チームによって、新たに注目されるようになりました。今回の研究報告は、改めてサクランボには痛風発作の治療と改善を、ナチュラルな方法で、食生活の改善とともに行うことが可能であることを証明したものと思います。日本ではサクランボジュースはあまりポピュラーではないですが、山形県をはじめ、サクランボの産地からは必ず質の良いサクランボジュースが紹介されています。サクランボにはメラトニンが含まれていることもわかっているので、中高年男性で、尿酸値が高く、熟睡できない方にはお勧めのナチュラルレメディー(Natural Remedies)です。
ただし、ヘタの部分には天然の酵母菌が付着していることから、食べるときにはヘタの部分をよく水洗いして食べることをお勧めします。
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リンゴ酢のすすめ
http://nutmed.exblog.jp/24604700/
2017-06-24T10:57:00+09:00
2017-06-24T10:57:00+09:00
2017-06-24T10:57:00+09:00
nutmed
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日本でも最近ポピュラーに使用されるようになったリンゴ酢(ACV*AppleCiderVineger)ですが、ACVにはコレステロール、中性脂肪、HbA1C(糖化ヘモグロビン)の上昇を抑える作用が報告されています。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19630216HbA1cを抑える作用機序は、インスリン抵抗性の改善であることが報告されていますが、私はこの背景に、カンジダ菌の繁殖抑制による間接的な作用機序があるのではないかと考えています。 以前にも紹介しましたが、カンジダ菌は、アスパラギン酸プロテアーゼ(SAP)という酵素を作りさします。このSAPは、インスリンが作用するために必要なインスリン受容体を破壊する作用をもっているため、カンジダ菌の旺盛な繁殖状態では、インスリンが正常に作用しなくなる可能性があります。ACVの酸度によって、胃腸におけるカンジダ菌の繁殖を抑えることが促進され、結果としてSAPを生産するカンジダ菌の繁殖が抑えられ、HbA1cが抑えられるものではないかと考えます。ACVを食事の際に薄めて、食べながら飲むことで、酸の補充をし消化分解を促進してくれます。中性脂肪の消費を促進しインスリンが正常に機能することで、一般的なにきびの予防、改善にも有効な素材です。]]>
カンジダ菌除菌に役立つ10種類の食材
http://nutmed.exblog.jp/24555658/
2017-06-21T09:34:00+09:00
2017-06-21T09:34:34+09:00
2017-06-21T09:34:34+09:00
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12.00 カンジダ菌の繁殖を防ぐ10の食材日常の食生活でカンジダ菌の繁殖を抑え、カンジダ菌症を防ぐ食材について紹介します。ここにあげる食材を食人取り入れ、カンジダ菌の繁殖を抑える食生活を考えてみてはいかがでしょうか。1、ココナッツオイルココナッツオイルに含まれるカプリル酸とラウリル酸は強力なカンジダ除菌作用を持ちます。ココナッツオイルは熱安定性が高いので揚げ物や加熱調理に適しています。2、ニンニクニンニクには、強力は抗真菌作用を持つアリシンとアリナーゼという酵素が含まれています。一方で、アリシンは胃の刺激物質でもあるため、大量に食べたり、空腹時に食べると胃痛を起こすことがあるので注意してください。ニンニクのみじん切りをココナッツオイルで炒めて、炒め物に使ったり、ココナッツオイルにニンニクを2-3か月漬けて調理オイルとして使ってもいいでしょう、3、タマネギニンニクに含まれるアリシンはタマネギにも含まれており、強力な抗真菌性、抗細菌性、および抗寄生虫性を持っています。非常に汎用性の高い野菜で、1年を通して調達が可能なタマネギですが、利尿作用もあるため、就寝に近い時間帯に食べると、深夜に尿意を刺激することもあるので注意が必要です。4、海藻類カンジダ菌の旺盛な繁殖がある人ではしばしば甲状腺機能が低下していることが少なくありません。海藻類にはヨウ素が豊富に含まれているため、甲状腺機能改善に有用であることと、腸の善導運動を促し、腸管洗浄作用もあることから、カンジダ菌の繁殖を抑える効果が期待できます。ただし、甲状腺の機能亢進状態まど、ヨウ素の過剰摂取に注意が必要な場合には注意する必要があります。5、ルタバカ欧州原産の野菜で、イエローターニップとも呼ばれているアブラナ科のルタバカは強力な抗真菌作用が確認されています。カンジダ菌のダイオフ(カンジダ菌が死滅する際に作る毒素タンパク質の「マイコトキシン」による影響症状)が強く出る場合には、ルタバカをラベルことには注意してください。6、ショウガ ショウガは、免疫システムを刺激することに加えて、肝臓の血流循環を増加させ、カンジダ菌のダイオフによって生じるマイコトキシンの肝臓の解毒を促します。また、胃酸の分泌を促進することから、胃腸におけるカンジダ菌の繁殖を抑える間接的な作用もあります。食前のジンジャーティはカンジダ菌の繁殖予防にも有効だと思います。7、オリーブオイルオリーブにはオレウロペインという細菌、真菌類の生命活動、増殖を抑制させる強力な抗菌作用があることがわかりました。使用に際しては酸化が早いオイルなので、保存方法には留意してください。https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&tl=ja&u=https%3A%2F%2Fwww.ncbi.nlm.nih.gov%2Fpmc%2Farticles%2FPMC5028442%2F&anno=2 8、レモンとライムのジュースレモンおよびライムを絞った100%のジュースは、腸のぜん動運動を刺激することによって、消化系の排泄機能を促進します。9、カボチャの種カボチャの種子は、抗真菌性、抗ウイルス性および抗寄生虫性を持つオメガ3脂肪酸の含有量が高い素材です。オメガ3はまた、うつ病や痛みや皮膚の状態などカンジダの炎症の症状の緩和にも役立ちます。10、カイエンペッパーカンジダ菌症状の改善目的でカイエンペッパーは古くから伝承療法で用いられいぇおり、その有用性が確認されてきました。カイエンペッパーには血流の循環を促進する作用があり、血流循環を高め、肝臓によるカンジダ菌のマイコトキシンの解毒作用を促進します。欧米でカンジダ菌症状の予防改善の目的で、100%のレモンジュースにカイエンペッパーを加えたカンジダクレンジングトニックジュースはポピュラーに飲まれています。 ]]>
アルツハイマーとケルセチン
http://nutmed.exblog.jp/24541020/
2017-06-20T07:22:00+09:00
2017-06-20T07:22:50+09:00
2017-06-20T07:22:50+09:00
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それだけ深刻な状況であるといえます・
アルツハイマーに関する研究は世界中で行われており、原因の可能性として、慢性感染症、ホルモンレベルの低下、炎症、ミトコンドリの機能不全、酸化的ストレスおよび毒性化学物質などの関与が報告されています。
中でも近年、アルツハイマーのリスクを高くする要因として農薬に含まれる化学物質の関与が多数報告されています。
http://www.alz.org/re…/science/alzheimers_disease_causes.asp最近の研究では、アルツハイマー病を含む認知症の患率の増加に対する慢性的な農薬の曝露が関連していることが報告されています。有機リン系農薬は、アルツハイマー病の特徴である微小管脱力症およびタウリン高リン酸化を引き起こす可能性が高くなります・研究では、ジクロロジフェニルジクロロエタン(DDE)の代謝物であるジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)の血清レベルが、アルツハイマー病患者で3.8倍高かったことが報告されています。米国環境保護庁は、有機リン系農薬は人間だけでなく、ミツバチや野生動物にとっても危険であると指摘しています。一方で、農薬によるアルツハイマーのリスクを軽減するために、農薬に含まれる化学物質の無害化をサポートする素材として、フラボノイドのケルセチンが注目されています。
ラットを使った実験ですが、ケルセチンは多数の農薬に対して実質的な防御作用を現すことが報告されています。ケルセチンは、以下のメカニズムによって有機リン殺虫剤の毒性から保護することが期待できます。エネルギー、脂肪酸、性ホルモンの代謝を維持する
酸化的ストレスの抑制
DNA損傷からの保護
腎臓と肝機能の保護これらの農薬を使用した農法に従事する人はもちろん、周辺の住人であっても、予防の手段として、日常的にケルセチンを摂取することは有効な方法だと思います。
1日あたりの推奨摂取量は、500から600mgを3回に分けて食後に摂取・
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ケルセチンとうつ症状
http://nutmed.exblog.jp/24532534/
2017-06-19T19:48:00+09:00
2017-06-20T10:17:49+09:00
2017-06-19T19:48:00+09:00
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カンジダ菌とモリブデン
http://nutmed.exblog.jp/24483125/
2017-06-16T21:08:00+09:00
2017-06-16T21:08:13+09:00
2017-06-16T21:08:13+09:00
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また、ビタミンCにはモリブデンの排泄を促進する作用が報告されているので、大量(1日あたり5000mg以上の経口摂取や頻回な高濃度のビタミンC静脈注射)は、モリブデン欠乏に注意する必要があると思います。
体内のモリブデンが急に減少する理由はまだよく知られていませんが、その理由としては、尿酸の代謝に障害がおこり、食事や飲料水から銅、亜鉛、硫酸塩(添加物に多く含まれる)が過剰に体の中に入ることによって、モリブデンの吸収が阻害されることが報告されています。実は、カンジダ菌の増殖に伴い体内のモリブデンが少なくなる可能性があります。カンジダ菌の増殖によって、カンジダ菌が生産するアセトアルデヒドが増加します。モリブデンはアセトアルデヒドを分解する酵素には不可欠なミネラルなので、カンジダ菌が増えることでモリブデンが消耗します。言い換えれば、カンジダ菌の繁殖が旺盛で、カンジダ菌による症状が顕著な人では、モリブデンの不足、または欠乏状態にある可能性が高くなります。体内のモリブデンが少なくなると、インポテンス・虫歯・喘息などのほか、ガン細胞に対する免疫能力の低下が報告されています。慢性症状の背景にカンジダ菌の影が潜んでいることは、これまでに紹介してきましたが、日常的にモリブデンが不足欠乏しないような食生活を意識する必要があります。]]>
遅発性近筋肉痛とカンジダ菌について
http://nutmed.exblog.jp/24472885/
2017-06-15T23:14:00+09:00
2017-06-15T23:13:59+09:00
2017-06-15T23:13:59+09:00
nutmed
未分類
汗疱状湿疹の栄養療法について
http://nutmed.exblog.jp/24461845/
2017-06-14T19:07:00+09:00
2017-06-14T19:07:03+09:00
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毎年、春先から初夏のころになると栄養カウンセリングにくるクライアントさんや、メールでの問い合わせが増える症状の1つに「汗疱状湿疹」があrます。医学的に原因は明確にはなっていませんが、手足の指、手の平に1~2mmほどの水泡ができ、痒みをともなうことが典型的な症状です。症状だけで判断すると、様々な症状の診断名がつけられるようで、アレルギー性症状や、湿疹など様々です。一方で、治療方法はほとんどの場合ステロイド剤や保湿剤が処方され、多くの場合1週間ほどで症状が落ち着くことも事実です。この汗疱状湿疹ですが、栄養学敵に見ると、金属の過敏状態が強い場合にも発症する症状としても知られています。
この3月中旬、私が入院生活に入る直前、栃木県在住の32歳の汗疱状湿疹と皮膚科で診断された女性から相談メールをいただきました。毎年この時期になると両手の数本の指の第一関節から第二関節に痒みを伴う水泡ができて、毎回ステロイド治療を続けてきたけれど、なるべくならステロイドは継続使用したくないため、栄養で予防改善できることがないかという相談でした。
栄養療法では、このような症状の原因の1つに、ニッケルとコバルトに対する過敏反応が古くから報告されており、食生活の振り返りとともに、これらの金属への直接的な接触だけでなく、これらの金属が含まれる食材を避けるように指導することがポピュラーに行われます。
今回相談を受けた女性に、ヒアリングをしてみたところ、ニッケルやコバルトが使われているような装飾品や腕時計などは使っていないし、住環境の中にもこれらの金属はないと思うとのことでした。そこで、過去の経験から症状が現れる前に、いかに上げるような食材を食べたときに症状が現れたり、悪化した記憶をたどってもらいました。
ニッケルはチョコレート、ブロッコリー、マメ科植物、ナッツ類などに、コバルトは貝、レバー、ナッツ、ビート、キャベツ、チョコレート(カカオ)に含まれています。
私が入院生活しているときには連絡が取れないでいましたが、先週末に彼女から連絡がありました。
最初は気が付かなかったけれど、家族に一緒に記憶をたどってもらったところ、毎年この時期になって、アーモンドまたはマカデミアナッツ入りのチョコレートを毎日、職場で間食していることが多く、その後も症状が酷くなることもあったそうです。 今年はすでに4月の初めに症状が現れたようですが、ナッツ入りチョコレートが怪しいと感じ、症状が現れて以降は一切チョコレートを口にしていなかったそうで、症状も例年よりも収束が早かったそうです。
ステロイド剤はある意味、両刃の剣でもありますが、急性症状を収束させ、炎症を抑える場合にはファーストチョイスであると思います。一方で、無意味にダラダラと継続使用することは副作用やカンジダ菌などの真菌類の増殖を招く可能性が否定できません・
汗疱状湿疹の症状を毎年継続している人は、薬剤治療だけでなく、その原因背景に上記のような食材の影響下に内科の確認をしてみるべきだと思います。]]>
予防のスタートは、日常のセルフヒストリーチェックから
http://nutmed.exblog.jp/24453354/
2017-06-13T21:35:00+09:00
2017-06-13T21:35:34+09:00
2017-06-13T21:35:34+09:00
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慢性化した症状は突然悪化するわけではなく、時間をかけてゆっくり着実に進行して、やがて顕著な症状として現れくるものです。症状が現れたときに、その症状を診断し治療に当たる現代医療の医師は、目前にいる患者の症状をいち早く抑える、消滅させることを第一義に考え治療にあたりますが、多くの場合、その症状が作り上げらえた過程や背景にはあまり注目はしません。ましては、その背景に栄養の過不足だけでなく、消化分解、吸収の機能がかかわっているところまで掘り下げて観察してくれる医師は、栄養療法などを専門的に実践している医師以外では稀ではないでしょうか。
本来、予防という考え方の基本は、「結果として表れた症状に陥ることを未然に防ぐ」ことですから、慢性化した症状を直視し、検査データーでそれを探ろうとしても、本来の予防策を企画するおとは、原因、つまり症状を作り上げた過程が十分い理解できていなければ、予防のアクションにはならないと思います。
慢性化した症状の診断、治療、ケアのプロフェッショナルである現代医療が最大の効果を発揮するためには、患者となりえる誰もが、日常の生活や食生活、メンタル状態などの過程「ライフプロセズ」を意識をするだけでなく、日ごろから、症状が出た場合に、それ以前のライフプロセスの記憶をすぐに辿れる環境をもつことが大きなアドバンテージになると思います。
すでに多くの皆さんが気づいているはずですが、目前にある症状の治療のプロフェッショナルである医療施設では、診断された病名はことなっていても。症状が非常に似ているものや重複している症状が多い、例えば、発熱、痛み、下痢、便秘、記憶力低下、不眠、貧血など列挙すれば果て無く続きます。実際病名は異なっても、多くの場合、症状から治療方法が決定するために、処方される薬や処置の方法手順が同じであることは珍しくありません。
例えば、このところ特集テーマにしているカンジダ菌症も典型的にあその1つといえると思います。
いかに上げるのはカンジダ菌症のイェン系的な症状です。
原因不明の便秘、下痢、ガス不眠や中途覚醒があり熟睡感がない肌の炎症や原因不明の発疹、蕁麻疹、酒さや湿疹が定期的にある歯ぎしりが酷い筋肉や関節に痛みが常にある疲労、うつ、または頻繁な無関心、無気力、集中力ん低下食後に満腹感を感じることがない鉄欠乏性貧血と診断されているこれらの慢性化した症状をこれらの
これらの慢性化した症状を訴えて医療機関を受診して、これらの症状の背景にカンジダ菌の繁殖を疑うことは非常に稀でほとんど話題には上がることはないと思います。
私の友人で日本の某大学病院の内科医に以前こんな質問をしたことがあります。「なぜ日本ではカンジダ菌症がポピュラーに扱われないのか?」彼の答えは明快でした。「もちろん入院患者の感染症、特に院内感染予防の観点からカンジダ菌を定期的に検査確認することはあるが、外来でケアするような慢性症状の患者にカンジダ菌が原因と考えるケースは稀だ。それは頭から慢性症状の原因にカンジダ菌を疑う優先順位はかなり低いからだと思う」
改めて、予防策を講じて慢性化した症状がくぁっかしないようにするためにも、日常のライフプロセスは、的確な治療、食生活の改善の重要な道しるべであると思います。
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機能性素材キトサンの優れた作用
http://nutmed.exblog.jp/24385787/
2017-06-09T09:18:00+09:00
2017-06-09T09:18:51+09:00
2017-06-09T09:18:51+09:00
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そのキトサンの研究を続けている研究者は世界中に存在し、キトサンの研究報告は非常に多いといえます。それらの研究報告を検索すると、キトサンには実に多種多様な機能作用があることがわかります。
資質の吸収抑制作用はもちろんのこと、糖尿病における血管新生の抑制効果によって、浸潤性黄班変性の予防と進行抑制の効果が期待されていること。
https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&tl=ja&u=https%3A%2F%2Fwww.ncbi.nlm.nih.gov%2Fpubmed%2F26511978&anno=2
また、このところ特集しているカンジダ菌の繁殖抑制作用が確認されています。
https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&tl=ja&u=https%3A%2F%2Fwww.ncbi.nlm.nih.gov%2Fpubmed%2F26511978&anno=2
キトサンがバクテリアの繁殖を抑える作用があることは以前からいくつか報告されていますが、カンジダ菌の繁殖を抑える作用の背景には、カンジダ菌をはじめとするバクテリアが繁殖するときに形成するバイオフィルムという、いってみれば菌が繁殖成長する際に作られる膜で覆われたゆりかごのようなものです。このゆりかごの中でカンジダ菌やバクテリアはすくすくと繁殖し成長します。
つまり、このバイオフィルムの形成を阻害することができれば、カンジダ菌の増殖を抑制することができるわけですね。
カンジダ菌の繁殖抑制のための有効摂取量は、いくつかの報告によると、1日あたり1000-1400mgを3回に分けて食後にと勧めています。
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血液と便検査のすすめ カンジダ菌と寄生虫
http://nutmed.exblog.jp/24382756/
2017-06-08T23:26:00+09:00
2017-06-08T23:26:54+09:00
2017-06-08T23:26:54+09:00
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寄生虫(パエアサイト)寄生虫は犬や猫だけの話ではなく、人間の体内にも感染する可能性は否定できません。
以下に挙げるのは、寄生虫が体内に侵入し、感染したときにあらわれる典型的な症状と背景です。
原因不明の便秘、下痢、ガス。IBS(過敏性大腸炎)の症状今までに食中毒の経験がある不眠や中途覚醒があり熟睡感がない肌の炎症や原因不明の発疹、蕁麻疹、酒さや湿疹が定期的にある歯ぎしりが酷い筋肉や関節に痛みが常にある疲労、うつ、または頻繁な無関心、無気力、集中力ん低下食後に満腹感を感じることがない鉄欠乏性貧血と診断されている
感がよくて勉強熱心な方は、これらの症状を見て、ピンときませんか?
2つありまして、1つは、これらの症状の発症頻度が、この20年くらいで劇的増加している可能性。もう1つは、これらの症状がカンジダ菌症の症状にダブルところが多いことです。つまり、現代病の症状としてひとくくりでかたずけられてきた症状群ですね。
このところ特集しているカンジダ菌もさることながら、原因が特定できないような不定愁訴症状の背景に、寄生虫が影を落としている可能性は否定できません。
そこで、カンジダ菌同様に寄生虫の確認検査を考えてみてもいいとおもうのですが、寄生虫の便検査は、病理の専門的な知識と経験をもった検査スタッフによって、顕微鏡によって存在を同定する検査ですので、コストも時間もかかる検査だと思います。
ただ、長年上記の症状を中心とする原因が特定できない不定愁訴で悩まれている人は、チャンスがあれば医療機関に寄生虫の検査の相談をされるべきだと思います。
少なくとも、最近の医療ではその症状の背景に寄生虫の存在を疑うことはまれではないかと思います。
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