2010年 12月 17日 ( 1 )

今日は久々に銀座と有楽町あたりを歩いてみました。有楽町のチャンスセンターに、年末ジャンボ宝くじを求めて並ぶ長蛇の列は、もはや東京の年末の風景になりましたね。

さて、今日のテーマは少し難しくなるかもしれませんが、ついて来てくださいね。
多くの慢性疾患と同様に、自閉症の大部分の症例は、いくつかの環境問題が引きがねとなり、遺伝的な原因とあいまって引き起こされるように思われます。
自閉症発生率に関して10年ほど前に発表された報告では、250人に1人の小児に自閉症の「流行」が見られるとされています。1999年にカリフォルニア州政府に提出された報告書によると、小児の自閉症は年々増加しており、その発生率は人口増加率とほぼ同等のものであるとされています。
Dr.Yazbak(F.E. Yazbak, M.D.)は、彼の著書である「Autism99A National Emergency」で、他の州でも同様の小児自閉症発生率を報告しています。
しかし、小児科医師は、自閉症の発生要因が、個人の環境および行動に依存するため、単純にはこの「流行」説を受け入れがたいとは思いますが、何らかの手がかりになることは疑う余地はないでしょう。
Dr. Bernardらによって書かれた、水銀中毒と自閉症の関係についての優れた論文があり、彼らは、臨床検査によって、水銀中毒と自閉症の兆候、症状の分析を行い、水銀中毒症と自閉症の間には明白な因果関係があることを突き止めました。
この報告は、それ以前に報告されている、体内に蓄積された水銀を除去排泄することによって自閉症症状が改善された症例と適合しています。

何故体内にそれほどの水銀が蓄積するのか? 第一に、水銀は我々の環境内のどこにでも存在すると言うことです。例えばそれは、我々の飲水にあります。日本では稀ですが、飲水の場合、主として陽イオン ( 1+ 、または、 2+ ) の形で存在しています。次に食材があり、魚介類は有機水銀 ( メチル基を含む水銀 )のソースとしては有名です。かなりの有機水銀は、胃腸器官系によって吸収されます。
これら2つの水銀暴露経路は一般的にも知られているもので、絶対量としてはそれほど多いものではありませんが、虫歯治療で使用されている歯のアマルガム、ワクチンに含まれているチメロサールはエチル水銀で、これによる暴露量は、水や魚介類をはるかに上回るものです。
メチル,エチル水銀は人間の神経をおかし,「水俣病」の原因物質とされています。メチル,エチル水銀による中毒症状は,知覚,聴力,言語障害,視野の狭窄,手足のまひなどの中枢神経障害を起こし死亡することもあります。メチル水銀はきわめて毒性の強い元素であり,水俣病のような神経系統の疾病の原因は,主としてメチル水銀を多量に蓄積した魚介類を長期にわたって反覆摂取することによって生じることが判ってきました。また,人体への直接的影響は,大量に摂取すると吐き気,嘔吐,激痛,下痢,手のふるえなどの徴候を示します。

口腔内のpHバランスが崩れること、また、アスコルビン酸(ビタミンC)をタブレット、顆粒、液体で摂取することで、口腔内にアスコルビン酸が一時的に滞留し、歯のエナメル質が溶解し、歯に詰めたアマルガムが水銀蒸気として析出されます。この水銀は、容易に胎盤を横切るということが知られています。
妊娠中の母親では、上記の理由によって水銀蒸気が母親の歯のアマルガムから析出し、血液中に流れ込み、胎盤を通過して胎児体内に簡単に入りこみます。ひとたび水銀が細胞内に入ると、陽イオンの形に変換し、容易にタンパク質や酵素の硫化水素と強力に結合します。細胞内に入った水銀がこの工程で強力に結合してしまうと、長期間体内に蓄積されることになります。
水銀が脳に与える影響についてはここをご覧ください。
また、歯のアマルガムから出てくる水銀についてはここをご覧ください。
by nutmed | 2010-12-17 16:34