2013年 09月 09日 ( 1 )

昨日9月8日の日曜日、第2期の栄養療法塾がスタートしました。
第一期同様、医療従事者または、それに準ずる資格知識を持った方を対象として開講している栄養療法塾ですが、今回も28人の応募があり、遠方は札幌、滋賀をはじめ、静岡、長野からも受講参加される方もいらっしゃいます。
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受講者は臨床医、歯科医、管理栄養士、カイロプラクター、整体師、保健師など様々な医療関連分野の方々です。
これから半年間にわたり、テーマごとの栄養療法の知識とスキルを身に着けていただくことになります。栄養療法というと、単に、不足している栄養素を食事やサプリメントで補うことや、ビタミンミネラルの大量投与などが取り上げられますが、この栄養療法塾の講義では、栄養素が人間の体内で作用機能するための最もベーシックな位置にある消化分解と吸収については、徹底的に理解していただくことにしています。
今の日本では、栄養療法を標ぼう実践する臨床医ですら、貧血の患者にいきなり鉄材を、それも吸収がいいというだけで、ヘム鉄を処方します。考えてみれば、肉、魚、野菜と多くの食材に鉄は含まれているわけですから、体内に鉄分の蓄積量が少なく、血液中を流れる鉄が低い背景には、食材に含まれている鉄が体内に吸収できない原因背景があるはずです。その原因をさぐるためのスタートは食材の消化分解と吸収の働きであることは疑いようがありません。
かつて、アメリカやカナダでもこのようなことがあり、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など栄養素の存在とその不足ばかりに注目するばかり、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などを飲ませてはみたものの、期待する予想とおりの結果は得られない「ニュートリションスパイラル」「ニュートリションパラドックス」を味わった専門家は少なくありません。
栄養療法塾では、受講者がニュートリションパラドックスに陥ることのないよう、的確な知識とスキルを学んでもらうことを目的としています。
そして、受講者を通じて世の中の皆さんが最適な健康を手に入れることができることを、もくてきとしています。
by nutmed | 2013-09-09 14:11