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日常的に運動をしているアスリートはもちろんのこと、日ごろ運動とは無縁の人が、急に運動したり、高負荷の運動や酸素補充が不十分な運動をすることによって、運動してから24時間から72時間後に筋肉痛が起きる状態を「遅発性筋肉痛」通称DOMS(Delayed Onset Muscle Soreness)といいます。 世の中では、運動の翌日や翌々日に筋肉痛がくることを「おやじ筋肉痛」とか「おばさん筋肉痛」というようですが、その原因の多くは、いきなり高い筋肉負荷をかけたり、いきばって、呼吸を止めて運動を続け、十分に酸素を供給しないで運動をしたことによるものと思われます。さらにその背景には運動によって生じた、筋肉の損傷の回復と筋肉細胞の酸化ストレスの増大が存在します。
アスリートにも同様にDOMSは起こりえます。
運動刺激によって、体内では様々な化学反応およびホルモン反応が誘発されます。また、これらの反応から生じる筋肉損傷は、筋肉の損傷を悪化させ、筋肉の修復再生時間を延ばす炎症性および酸化反応を招きます。同時に高負荷の運動は、視床下部 - 下垂体 - 副腎を刺激し、コルチゾールおよび他の異化ホルモン(カタボリックホルモン)の放出を刺激します。
カタボリックホルモンは、脂質およびタンパク質の分解を介して糖新生の基質を動員することにより、増大したエネルギー需要を満たすように機能するため、筋細胞の損傷を間接的に引き起こします。
アスリートにとって日常的な高負荷動運動は、通常、DOMS、炎症、免疫系抑制、酸化ストレスの程度が高いとされていますが、軽度から中等度の運動は、通常、免疫系を強化すると報告されており、明確な運動強度プログラムによって負荷をコントロールすることによってDOMSや炎症を避けることができます。
一方、多くのアスリートがあまり注目していないポイントがあり、慢性的な炎症の存在です。慢性的な炎症が体内環境の根底にある状態の場合、軽度から中等度の負荷運動でさえ、DOMSや炎症が悪化し、思いのほか記録が伸びなかったり、結果が伴わないことは少なくないと思います。
慢性的な炎症の原因として考えられるのは、傷や感染症などがありますが、これらの原因は比較的発見しやすい原因ですが、日常的にあまり気が付かない原因の1つが、カンジダ菌の増殖があると思います。
アスリートにとっては日常的な、関節の制限、痛み、腫れおよび炎症、体重増加、疲労、血糖不均衡、栄養不足、運動後の回復期間の遅れなどに対して、従来の改善方法や治療方法では結果が出ない、改善が見られないようなことは少なくないと思います。
このような場合はもちろんですが、日常的にカンジダ菌の異常な繁殖
# by nutmed | 2017-06-15 23:14

汗疱状湿疹の栄養療法について
毎年、春先から初夏のころになると栄養カウンセリングにくるクライアントさんや、メールでの問い合わせが増える症状の1つに「汗疱状湿疹」があrます。医学的に原因は明確にはなっていませんが、手足の指、手の平に1~2mmほどの水泡ができ、痒みをともなうことが典型的な症状です。症状だけで判断すると、様々な症状の診断名がつけられるようで、アレルギー性症状や、湿疹など様々です。一方で、治療方法はほとんどの場合ステロイド剤や保湿剤が処方され、多くの場合1週間ほどで症状が落ち着くことも事実です。

この汗疱状湿疹ですが、栄養学敵に見ると、金属の過敏状態が強い場合にも発症する症状としても知られています。
この3月中旬、私が入院生活に入る直前、栃木県在住の32歳の汗疱状湿疹と皮膚科で診断された女性から相談メールをいただきました。毎年この時期になると両手の数本の指の第一関節から第二関節に痒みを伴う水泡ができて、毎回ステロイド治療を続けてきたけれど、なるべくならステロイドは継続使用したくないため、栄養で予防改善できることがないかという相談でした。
栄養療法では、このような症状の原因の1つに、ニッケルとコバルトに対する過敏反応が古くから報告されており、食生活の振り返りとともに、これらの金属への直接的な接触だけでなく、これらの金属が含まれる食材を避けるように指導することがポピュラーに行われます。
今回相談を受けた女性に、ヒアリングをしてみたところ、ニッケルやコバルトが使われているような装飾品や腕時計などは使っていないし、住環境の中にもこれらの金属はないと思うとのことでした。そこで、過去の経験から症状が現れる前に、いかに上げるような食材を食べたときに症状が現れたり、悪化した記憶をたどってもらいました。
ニッケルはチョコレート、ブロッコリー、マメ科植物、ナッツ類などに、コバルトは貝、レバー、ナッツ、ビート、キャベツ、チョコレート(カカオ)に含まれています。
私が入院生活しているときには連絡が取れないでいましたが、先週末に彼女から連絡がありました。
最初は気が付かなかったけれど、家族に一緒に記憶をたどってもらったところ、毎年この時期になって、アーモンドまたはマカデミアナッツ入りのチョコレートを毎日、職場で間食していることが多く、その後も症状が酷くなることもあったそうです。 今年はすでに4月の初めに症状が現れたようですが、ナッツ入りチョコレートが怪しいと感じ、症状が現れて以降は一切チョコレートを口にしていなかったそうで、症状も例年よりも収束が早かったそうです。
ステロイド剤はある意味、両刃の剣でもありますが、急性症状を収束させ、炎症を抑える場合にはファーストチョイスであると思います。一方で、無意味にダラダラと継続使用することは副作用やカンジダ菌などの真菌類の増殖を招く可能性が否定できません・
汗疱状湿疹の症状を毎年継続している人は、薬剤治療だけでなく、その原因背景に上記のような食材の影響下に内科の確認をしてみるべきだと思います。


# by nutmed | 2017-06-14 19:07

予防という言葉が叫ばれて久しいですが、多くの皆さんは、頭では予防がわかっていても、症状が慢性化し何らかの症状が突出しないと気が付かない(気が付いていてもなんらアクションを起こさなない)人がおおいのではないでしょうか。私もそのうちの1人だったことが今回の入院生活でいやというほどわかりましたが・・
私が栄養カウンセリングを行っていたり、栄養相談をされたり、セミナーで質問を受ける内容を聞いていると、多くの人が「なにについて、どのように予防策を講じていいかわからない」でいる。いわば「予防ジプシー」であるように感じることがあります。
慢性化した症状は突然悪化するわけではなく、時間をかけてゆっくり着実に進行して、やがて顕著な症状として現れくるものです。症状が現れたときに、その症状を診断し治療に当たる現代医療の医師は、目前にいる患者の症状をいち早く抑える、消滅させることを第一義に考え治療にあたりますが、多くの場合、その症状が作り上げらえた過程や背景にはあまり注目はしません。ましては、その背景に栄養の過不足だけでなく、消化分解、吸収の機能がかかわっているところまで掘り下げて観察してくれる医師は、栄養療法などを専門的に実践している医師以外では稀ではないでしょうか。
本来、予防という考え方の基本は、「結果として表れた症状に陥ることを未然に防ぐ」ことですから、慢性化した症状を直視し、検査データーでそれを探ろうとしても、本来の予防策を企画するおとは、原因、つまり症状を作り上げた過程が十分い理解できていなければ、予防のアクションにはならないと思います。
慢性化した症状の診断、治療、ケアのプロフェッショナルである現代医療が最大の効果を発揮するためには、患者となりえる誰もが、日常の生活や食生活、メンタル状態などの過程「ライフプロセズ」を意識をするだけでなく、日ごろから、症状が出た場合に、それ以前のライフプロセスの記憶をすぐに辿れる環境をもつことが大きなアドバンテージになると思います。
すでに多くの皆さんが気づいているはずですが、目前にある症状の治療のプロフェッショナルである医療施設では、診断された病名はことなっていても。症状が非常に似ているものや重複している症状が多い、例えば、発熱、痛み、下痢、便秘、記憶力低下、不眠、貧血など列挙すれば果て無く続きます。実際病名は異なっても、多くの場合、症状から治療方法が決定するために、処方される薬や処置の方法手順が同じであることは珍しくありません。
例えば、このところ特集テーマにしているカンジダ菌症も典型的にあその1つといえると思います。
いかに上げるのはカンジダ菌症のイェン系的な症状です。
  1. 原因不明の便秘、下痢、ガス
  2. 不眠や中途覚醒があり熟睡感がない
  3. 肌の炎症や原因不明の発疹、蕁麻疹、酒さや湿疹が定期的にある
  4. 歯ぎしりが酷い
  5. 筋肉や関節に痛みが常にある
  6. 疲労、うつ、または頻繁な無関心、無気力、集中力ん低下
  7. 食後に満腹感を感じることがない
  8. 鉄欠乏性貧血と診断されているこれらの慢性化した症状をこれらの
これらの慢性化した症状を訴えて医療機関を受診して、これらの症状の背景にカンジダ菌の繁殖を疑うことは非常に稀でほとんど話題には上がることはないと思います。
私の友人で日本の某大学病院の内科医に以前こんな質問をしたことがあります。「なぜ日本ではカンジダ菌症がポピュラーに扱われないのか?」彼の答えは明快でした。「もちろん入院患者の感染症、特に院内感染予防の観点からカンジダ菌を定期的に検査確認することはあるが、外来でケアするような慢性症状の患者にカンジダ菌が原因と考えるケースは稀だ。それは頭から慢性症状の原因にカンジダ菌を疑う優先順位はかなり低いからだと思う」
改めて、予防策を講じて慢性化した症状がくぁっかしないようにするためにも、日常のライフプロセスは、的確な治療、食生活の改善の重要な道しるべであると思います。

# by nutmed | 2017-06-13 21:35

エビやカニなどの甲殻類に含まれるキチンから抽出されたキトサン(Chitosan)は、日本でも20年ほど前から健康食品市場に出回っている機能性素材です。コレステロールを抑制する作用があることが報告されて、ダイエットや脂質異常症の予防、メタボの予防などの目的で健康食品市場をにぎわせてきました。一方、医療分野では、人工皮膚の素材として今ではポピュラーに使用されています。
そのキトサンの研究を続けている研究者は世界中に存在し、キトサンの研究報告は非常に多いといえます。それらの研究報告を検索すると、キトサンには実に多種多様な機能作用があることがわかります。
資質の吸収抑制作用はもちろんのこと、糖尿病における血管新生の抑制効果によって、浸潤性黄班変性の予防と進行抑制の効果が期待されていること。
https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&tl=ja&u=https%3A%2F%2Fwww.ncbi.nlm.nih.gov%2Fpubmed%2F26511978&anno=2
また、このところ特集しているカンジダ菌の繁殖抑制作用が確認されています。
https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&tl=ja&u=https%3A%2F%2Fwww.ncbi.nlm.nih.gov%2Fpubmed%2F26511978&anno=2
キトサンがバクテリアの繁殖を抑える作用があることは以前からいくつか報告されていますが、カンジダ菌の繁殖を抑える作用の背景には、カンジダ菌をはじめとするバクテリアが繁殖するときに形成するバイオフィルムという、いってみれば菌が繁殖成長する際に作られる膜で覆われたゆりかごのようなものです。このゆりかごの中でカンジダ菌やバクテリアはすくすくと繁殖し成長します。
つまり、このバイオフィルムの形成を阻害することができれば、カンジダ菌の増殖を抑制することができるわけですね。
カンジダ菌の繁殖抑制のための有効摂取量は、いくつかの報告によると、1日あたり1000-1400mgを3回に分けて食後にと勧めています。




# by nutmed | 2017-06-09 09:18

カンジダ菌が血液の中を流れることもあるカンジダ血症について先日のブログでも紹介しましたが、加えて、今日は寄生虫(パラサイト)が血中を流れることによる感染症状とその検査について紹介します。
かつての日本では、現在に比べて衛生面の問題や食生活の問題から、便を使った寄生虫の確認検査はごく普通に行われていました。最近、ニュースでも話題に上がった、サバなどの魚に寄生するアニサキスも寄生虫の1つですし、蚊やダニを媒介して感染する寄生虫は私たちの生活環境の中に存在し続けています。
寄生虫(パエアサイト)
血液と便検査のすすめ カンジダ菌と寄生虫_d0070361_23005074.jpg
寄生虫は犬や猫だけの話ではなく、人間の体内にも感染する可能性は否定できません。
以下に挙げるのは、寄生虫が体内に侵入し、感染したときにあらわれる典型的な症状と背景です。
  1. 原因不明の便秘、下痢、ガス。IBS(過敏性大腸炎)の症状
  2. 今までに食中毒の経験がある
  3. 不眠や中途覚醒があり熟睡感がない
  4. 肌の炎症や原因不明の発疹、蕁麻疹、酒さや湿疹が定期的にある
  5. 歯ぎしりが酷い
  6. 筋肉や関節に痛みが常にある
  7. 疲労、うつ、または頻繁な無関心、無気力、集中力ん低下
  8. 食後に満腹感を感じることがない
  9. 鉄欠乏性貧血と診断されている
感がよくて勉強熱心な方は、これらの症状を見て、ピンときませんか?
2つありまして、1つは、これらの症状の発症頻度が、この20年くらいで劇的増加している可能性。もう1つは、これらの症状がカンジダ菌症の症状にダブルところが多いことです。つまり、現代病の症状としてひとくくりでかたずけられてきた症状群ですね。
このところ特集しているカンジダ菌もさることながら、原因が特定できないような不定愁訴症状の背景に、寄生虫が影を落としている可能性は否定できません。
そこで、カンジダ菌同様に寄生虫の確認検査を考えてみてもいいとおもうのですが、寄生虫の便検査は、病理の専門的な知識と経験をもった検査スタッフによって、顕微鏡によって存在を同定する検査ですので、コストも時間もかかる検査だと思います。
ただ、長年上記の症状を中心とする原因が特定できない不定愁訴で悩まれている人は、チャンスがあれば医療機関に寄生虫の検査の相談をされるべきだと思います。
少なくとも、最近の医療ではその症状の背景に寄生虫の存在を疑うことはまれではないかと思います。

# by nutmed | 2017-06-08 23:26